【プレビュー】トップリーグ 第4節 vs キヤノンイーグルス戦

2016.09.16

リコー、キヤノンともに1勝2敗、勝ち点5。中盤戦に向け、負けられない試合となった第4節。前節、リコーはサントリーに、キヤノンは東芝を相手にしたチャレンジマッチに惜敗しており、互いに悔しさをぶつけるゲームとなる。

キヤノンは日本代表のCTBティム ベネット、開幕戦で2トライのWTBマイケル ボンドと力のある選手を外側に並べ、FBにはボールを自在に動かせる南アフリカ代表のFBウィリールルーを置いた。これに対し、リコーは前節に続きSOタマティ エリソン、CTB濱野大輔、松本悠介がフロントスリーを務める。サントリー戦で働きを見せた濱野、松本のディフェンス力の真価が問われる試合となりそうだ。WTB小松大祐ら常に体を張れる他のBKと力を合わせしっかり止め切れば、大きな自信を得る機会になるのは間違いない。

FWはPRアレックス ウォントンが開幕戦以来の先発。今シーズン強みとなっており、前節は東芝とも渡り合ったキヤノンのスクラムに、どれだけプレッシャーをかけられるか。フィールドプレーでは闘志を前面に押し出し、かつ規律も意識したプレーに期待したい。

我慢して接戦に持ち込めれば、リコーには経験豊富な選手がリザーブに控えている。力強いボールキャリーで確実にゲインをもたらすHOマウジョシュアやLOロトアヘア ポヒヴァ大和、アタックのテンポアップに加え判断力の高さも見せるSH中村正寿、強さと柔らかさで鮮やかに突破を図るCTBアマナキ ロトアヘアら試合を決める力を持った選手たちに、リードをつくってバトンをつなぐ展開に持っていきたい。

- 昨シーズンはプレシーズンで激突 -
- 前節みせた粘りのディフェンスがカギを握る -

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