全日本選手権:五将戦自戦記  99.2.13 山田洋次 山田−川合戦:棋譜解説    山田洋次さん(左)と川合仁さん(右)  
 序章  こういう文章の書き方を知らないので、 自分の思うままに書きました。  読みにくい文章で申し訳ありません。  下の文章にアドバイスを頂けたら幸いです。 全日本選手権の自戦記&感想 第一章 この大会への思い  今回、全日本選手権に初めて参加する事になりました。 今まで、この大会への思いとして、学生時代に出場したかったので、 社会人側での出場は、個人的に違和感を感じながらの 出場になりました。  しかし、初めての出場がですが胸を貸す立場なので 学生側が勉強になるような将棋で、彼らの今後に役立つような 将棋を教える事が今回の僕のテーマかな、と感じていました。  胸を貸すという表現は、僕が学生時代  王座戦で優勝して、社会人日本一に  胸を貸してもらいたかったので、そう表現しました。  学生チャンピオンと社会人チャンピオンが同じ立場だと  僕は、思わないので、上記のように書きました。   異論がある人は、読み飛ばして下さい。 第二章 大会へ向けての自分の状況  個人的な大会当日までの状況は、極めて最悪でした。 去年の終わり頃から、今年にかけて、公私ともに、色々あり、 将棋からは、全くといいほど、離れていました。 精神的にも、ボロボロの状況でした。 結果的に、この大会が、僕にとって、今年の指し初め式になりました。 今回も2日後に試験を控え、将棋に集中できない状況でした。  しかし、言い訳は嫌いなので、どういう状況であれ 結果を残さなければいけない、というのが、僕のポリシーです。 よって、団体戦ではあるが、自分は勝たなければいけないと思いました。 しかも、お互いが納得できるような内容を残すのが条件です。 第三章 今年の自分の将棋  今年の自分のテーマは、自分個人が納得する事をする、というテーマで 去年の他人に流されやすかった自分からの脱皮です。 それを考えながら、今年初めての将棋を指したら、 将棋の駒って思ってたより、軽いんだなっ、と感じました。 今年一年は、楽しく将棋をしよう、と抱負を誓いながら…。  今まで、自分で何かを背負い、自分に何かを課せながら 将棋をしたいたのが、今回は、背負う物もなく、純粋に 学生に対して教えようかな、と思えたら、駒が軽くて 素直に前に進んでくれました。  1999年、自分の将棋は、どうなるのだろう。 第四章 対局開始     そろそろ、肝心の将棋の内容に入りましょう。 対戦相手は、川合君。彼もすっかり学生強豪になったようです。 振り駒で、リコー奇数先になり、対局が始まりました。 先手番なので、今回は、角換わりを採用する事にしました。  今日は、持時間も長いので他の将棋を見に行くと 全て振り飛車になっていました。  隣の席には、誰も座らず、少し異様な雰囲気だったが 僕が心配してもどうなる物でもないし、僕は、いい天気の 外を眺める事にしました。 第五章 対局中の詳細  肝心の自分の将棋も少し、ハプニングがありました。 僕が書いて、間違っているとまずいので、ここでは、 簡単に状況だけ触れるだけにします。 駒がぶつかる前(?手目)に相手が席を立ち、帰ってきません。 僕の作戦勝ちのような局面になり、指す気がなくなったようです。  その姿勢に、「困ったなぁ。」という気持ちと、 「そこまで思い詰めれるなんて、うらやましいなぁ。」という 気持ちがありました。  その後、早稲田陣の気配りで、なんとか再開できました。 この将棋の細かい解説は、いいでしょう。 棋譜を並べてくれれば、全て分かるでしょう。  持ち時間が60分60秒だったので、久しぶりに60秒の 秒読みだと楽しみに思っていたのに、結局、20分も 使う事ができませんでした。  その件については、個人の価値観があると思いますが、 僕は、自分らしくいたいため、これが自分にとって 最善かな、と思っています。 第六章 結果についての感想  結果は、リコー側の5−2でした。  今回は、お互いが全力を出し尽くせたか、不満が残りました。  お祭りだけでなく、お互いに実になるような大会でないと いけないと感じました。 多分、他の何人かも、そう感じたでしょう。  来年は、こんな事がないように、社会人もしっかりし 学生側がもっと強くならないと、大会の意義がなくなると 心配です。  今後のこの大会の発展を願って、 「社会人が貸す胸を用意する事」と「学生さん、強くなってください。」と いう言葉で、締めたいと思います。 P.S 最後になりましたが、生意気な表現と拙文をお許しください。      (^.^)/~~~    この文章の内容に関する質問・意見等は、メールでお願いします。

                   (了)


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