全日本選手権自戦記  99.2.13 瀬良司 瀬良−林戦:棋譜解説 ペンネーム:大魔神 (野山注:瀬良氏は学生時代、その圧倒的強さから 関西では「大魔神」と恐れられていた。最近では家庭ではやさしいパパ となったが、団体戦ではいつも怖い顔をして勝ちまくり、チ−ムの勝利 に貢献している。ベイスタ−ズの大魔神にもあやかって、ここに彼を 「大魔神」と再び命名することにした。)     瀬良司さん(左)と林隆弘さん(右)
  自分で大魔神というのは少し恥ずかしいが、勝ったときくらいは 自慢してもよいだろう。昼休みと残業時間を費やして、棋譜の解 説を追加しましたのでお楽しみください。 内容はとても自慢できるものではないが、最近頭が将棋 向きになっておらず連戦連敗の有り様でそろそろ引退かな と思っていたのでとてもうれしかった。 リコーチームは前回の職団戦では優勝できたもののその前まで は全敗でS級陥落したし、社団戦では入替戦でかろうじて残留とい う有り様でわかるように、とても「胸を貸す」という余裕は無い。 それがあるくらいならばメンバー揃えで苦労することもないし、並 べかたで議論する必要もないわけだ。 もう一回やったら結果はどうか。 アマチュアである以上、将棋に集中できない事情が生じることは社 会人、学生を問わずあるでしょう。我々の場合は仕事や家庭や人間 関係かな?でも対戦している相手もこちらが知らないだけで結構悩 んでいるかもしれません。                    (了)


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