イベント・レポート

第80回 職団戦

  〜〜〜ベスト4ならず〜〜〜

年月:2001年3月20日(火:春分の日)10時〜

場所:千葉県「幕張メッセイベントホール」

リポータ:西田 文太郎 e-mail : nishida@cs.ricoh.co.jp

【幕張メッセ】

 武道館が改装工事か何かで使えないと言うことで、幕張りメッセでの開催となった。第60回大会以来10年ぶりだ。あのときは、交通の便が悪いと、評判が悪かった。参加チーム数も556から509と減り、武道館に戻った61回目は594と、戻っている。
 おそらくそれを踏まえてのことだろう、今回は、80回という切りの良いところで記念大会とし、指導対局も若手女流棋士を集めてサービスに努めている。審判委員長には丸山名人が駆けつけ、挨拶もしている。しかし、実際は430チームと79回の503チームから大幅に減ってしまった。
 かくいうリコーチームもご多分に漏れず7チーム目は人数が足りなくて、不戦敗になってしまった。

【S級】

 予選リーグの1回戦は広島から参加の成和産業に5勝0敗と出足好調である。メンバーは山田、野山、菊田、瀬良、谷川。しかし、2回戦でNEC(1)に大将山田が長岡さんに勝っただけで、残り4敗とつまずいた。さらに、予選3回戦では、毎日コミニュケーションズ(1)に2−3負けを喫して、予選リーグ突破がならなかった。
 第73回にS級に(1)(2)2チーム出場を果たしたのに、なんと(1)が屈辱のS級陥落を味わい、第74回にA級で優勝しS級復帰を果たした。それ以来、山田洋次の加入もあいまって第75回から3連覇、準優勝、準優勝と来ていただけに、予選リーグでの敗退は残念だ。
 S級が、強豪揃いになっているのは間違いないが、リコーチームにまとまりが無くなってきている。菊田が決意を新たに呼びかけた。「優勝は難しくなったとはいえ、可能性はまだまだあるはずです。秋に向けて再出発しよう」。

【A級】

  リコー(2)は、牧野、坂下、宮田、桑山、藤原。順当に勝ち進んでいたが、4回戦で、日本レストランシステムに当たり、破れてしまった。秋山太郎、石井豊、など強豪の名前がずらりと並んでいる。当然のようにA級優勝を果たしている。
 リコー(3)は、室井、吉中、庭野、竹島、岡田で二回戦、樋田さん率いる三和銀行(2)に0−5で破れた。
 東京リコーは藤森、星出、太田、名田、中原で、4回戦に日本将棋連盟職員に2−3で惜敗したが、ベスト8はなかなかのものだ。

【リコー(4)〜(7)の結果】

 C級にでているのは(5)チームで西田、鈴木、樋口、宮崎、土肥。1回戦は1−4で負け、慰安戦も1回戦で1−4負けと、さえない結果だった。当然女流棋士との指導対局に向かうべきだが、抽選の列に並ぶ元気もない。
 E級の(4)は伊藤、宇田津、豊岡、須田、角田で、ここも1−4負け、2−3負けとさえない。
 同じくE級の(7)は神山、矢口、中沢、安宅で、メンバー不足もあり、2−3,1−4負け。
 (6)は、F級エントリーだが、メンバー不足で不戦敗。
 どうにも、収拾のつかない惨憺たる結果となった。

【リコー(1)結果】

予選1回戦 成和産業
山田○−×柿本雅之
野山○−×宮本浩二
菊田○−×古賀義一
瀬良○−×青野幸司
谷川○−×中谷 茂
  5−0

予選2回戦 NEC(1)
山田○−×長岡俊勝
野山×−○林 隆弘
菊田×−○辻 清治
瀬良×−○加藤 徹
谷川×−○山本圭一
  1−4
予選3回戦 毎日コミュニケーションズ(1)
山田×−○古作 登
野山×−○佐藤 歩
菊田○−×上地隆蔵
瀬良○−×下村龍正
谷川×−○水沢桂介
  2−3

(完:記01年10月8日)


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