99年6月5〜6日:前穂高岳・北尾根



参加者:中谷・甲谷・澤田


6月5日(土) 晴れ

タイム:上高地7:30->明神8:30->奥又白谷出合9:30->中畠新道10:30->奥又白12:55->5・6のコル15:25

上高地はコナシが満開である。GWに北尾根へ行った際は、山々にもかなり雪があったように思うが、今では初夏の装いである。
GWの時は3峰の渋滞で登らずに帰ってきてしまったので、今回こそと言う気持ちを胸に歩き出す。
今回は涸沢を回らずに、奥又から直接5・6のコルに上がる計画である。
徳沢から中畠新道へと向う。中畠新道は数年前に前穂の北壁へ行った際に登ったが、いつ登ってもきつい登りである。松高ルンゼと合流する頃、ルートにも中途半端に雪が出てきて、我々を悩ませてくれる。
奥又白の池を見て行こうか?と言う話もあったが、結構雪があるのでこのままアイゼンを履いて今夜の泊まりである5・6のコルへと急ぐ。
ここからは、奥又白谷の雪渓をトラバースし、急斜面のルンゼを登ることになる。
ルンゼを登りきり「ここまで来れば!」と思ったところで、最後に難関が待ちうけていた。なんと雪でルートが塞がれている!
あと少しだが慎重にピッケル・アイゼンで登り、5・6のコルへ到着する。
先月はあんなに雪があったのに、今ではコルには全く雪がない。早速ツエルトで今夜の泊る場所を確保する。暖かな日よりである。このまましばらく外で昼寝となる。


6月6日(日) 晴れ

タイム:5・6のコル5:40->5峰の頭6:15->4峰の頭7:20->前穂高頂上9:35/10:30->岳沢->13:00/13:35->上高地15:00

今朝は雲一つ無い絶好の登山日和である。
既にリッジ上には雪も無く、夏山の岩稜歩きの様相が濃い。「雪が無ければ3年前の夏合宿で歩いたときと同じだ!」そう思うとハーネスを付けたものの結構気楽な気分である。
3・4のコルまでは全く雪が無く、快調なペースで進む。
本日の核心部は3峰の登りであるが、ルート上には雪も無く、少々気が抜けてしまう。
ザイルを付け、3ピッチほど登ると抜けてしまう。この上部に少々雪が残っていたものの、山頂はもうすぐである。
9:35山頂到着。無風快晴。前穂高と言えばいつも時間ギリギリに着いて、そそくさと下山することしか無かったので、今日は暖かな日差しの中で山々を眺めながらお汁粉でも食べようと言う話になる。




あとは下りるだけ! そう思っていたのだが、重太郎新道の下りでばててしまう。このところ仕事にかまけて山へ行っていないツケがまわってきたようだ。
大分疲れを感じた頃、観光客でごった返す上高地に到着する。

帰りに昨年新しくなった「中の湯温泉」へ行く。入浴料500円。露天風呂もあり、ゆっくりくつろげる雰囲気の良い温泉だ。晴れているとロビーから穂高の山並みを望むことができるようである。

記録:澤田



リコー山の会のホームページに戻る