RICOH

2015年06月06日:白馬岳

参加者:L澤田・月岡


今シーズンの山スキーは、このままでは終われない。
今年は雪解けが早く、5月に鳥海山の山スキーを中止にしてしまい、一旦は道具を片付けてみたものの、このままシーズンを終えては夏山にも引きずりそうなので、シーズン最後の山スキーに行くことにした。

白馬の大雪渓に行けば雪はある。
あとは天気だけである。

朝までには雨が上がるとの天気予報だったので、予定通り出発するが雨足が強い。
朝には上がっていることを祈りながら、猿倉で仮眠をとる。

06月06日(土) 曇り時々雨
 猿倉6:55-白馬尻小屋8:20-崩落後10:25/10:40-白馬尻小屋11:10/11:40-猿倉12:35

猿倉山荘

6時、青空ものぞかせているが、まだ雨が上がっていない。
6時半には出発したいと思っていたが、雨の影響でスタートが20分程度遅れる。
6:55 猿倉駐車場出発。
猿倉山荘前には数人の登山者がいたが、天気のせいか登山者が少ない。
それとも出発時間が遅れたせいだろうか....

山荘脇の登山道を登りだすが、担いでいる板が邪魔である。
早く林道合流部まで登って広い道を歩きたい...
林道に出ると解放感がある。
ここからは暫く広い道が歩ける。
白馬尻の小屋くらいまで登らないと板は履けないのだろうか...

板を担いで林道を進む 途中の沢には板が渡してあった

林道終点部には雪があるものの、そこを乗り越すと雪の無い登山道が続いていた。
枝が倒れかっていて、板を担いでいるので歩き難い。
出発から1H、大きな雪面に出る。
でもガスがかかっているので遠くが見えず、先にある樹林帯でまた雪が切れているかもしれないと思い、一段上がるところまではツボ足で登ることにした。

8:05 もう少し行かないと白馬尻小屋に着かないだろうと思い、一本立てて板を履くことにした。
それにしても景色が見えない。雨が強まらないのだから高望みしてはいけない。

背が高いと不便? 雪面が始まるのか?

板を履いて登りだすと、数分で白馬尻の小屋に着いてしまう。
もう少し距離があると思っていたので、少々拍子抜けしてしまう。
この時期小屋は解体されていて、土台だけしかない。
夏山シーズンには立派な小屋が建っているのだから、小屋の人たちは凄い。

白馬尻小屋は準備中

ここからは下山時にルート間違えしないように、ポイントを覚えながら進んで行く。
それにしてもちっともガスが晴れない。

小一時間登ったところで、少し平坦なところを見つけて一本立てる。
休憩中も上を見ていないと、いつ雪渓を落石が転がってくるかわからない。
下界の方は明るいので、天気は良くならないのだろうか?

雨は先ほどより強まって来ているように思える。
登り始めて少しすると、上部のガスが薄くなり視界が開ける。
先行パーティーが何パーティーか、葱平手前の急登の辺りを登っている。
我々もあと30分くらいであの斜面を登ることになるが、今日の雪の状態ではアイゼンに履き替えて登った方が良さそうである。

急登手前に、白馬岳方面からの崩落のあとが見える。
ここから先は十分注意しなければいけない。

大雪渓の先は長い 大雪渓を登る あとどのくらい?

ガスで視界がまた悪くなって来る。
それと同時に風雨が強まり、急登の下辺りで先に進むか下山するか判断した方が良いかなぁと考え出す。
直前を歩いていた、5人のパーティーは下山することにしたようで、下って行ってしまった。

10:25 崩落手間の斜面の左端に平らな個所を見つけ、一本立てることにする。
「天気も悪いし下りましょうか」「そうだね」と言うことで、シールを外してスキーの用意をする。
その時白馬岳側から2つの落石があり、1つは雪渓を横切って我々の上に進んで来ている。
「落石来るよ!」と相方に言って二人で見上げていると、我々の方に進んでいた落石は途中で止まった。
もう1つは雪渓の真ん中を我々を超えて下に落ちて行ったが、スピードはそれほどなく、後ろから来た登山者は皆さん無事避けることができた。

崩落が続く

合羽との間にフリーズを着て、スキーの滑走準備をし、多少の行動食をとるのに時間はそれほどかからない。
10:40 準備完了で、落石がくる前に下り始める。

この辺りは斜度的には良いのだが、雪面に石が多く、気をつけないと板がギタギタになってしまう。
相変わらずガスで視界が悪い。登ってくる登山者に十分注意しながら、スキーを楽しむ。

下山開始 大雪渓を滑る 大雪渓を滑る 一本終了?

30分くらい下ると、中央に樹林帯を挟んで雪面が大きく2つに分かれる。
ここは右に沿って行かないと小屋の上に出ない。

11:10 暫く下って小屋の上部で休憩に入る。
「雨止んでるし、時間も早いのでコーヒー沸かしてゆっくりしましょう」そう言ってザックを下しお湯を沸かす。

猿出没

ふと後ろを見ると猿がいる。しかも後から後から現れる。
鑓温泉にでも湯治に行ったのだろうか、ここは山の中、彼らのテリトリーである。

「昼は穂高の常念で蕎麦食べましょう!」「でもその前に温泉入りたい!」なんて話をしながらのんびり過ごす。

暫くの休憩の後、最後の一本を滑る。
小屋の脇を抜け、気持ちよく滑るが、登山道を見落とさないようにしなければ登り返しすることになってしまう。

11:40 2015年の山スキー終了。
あとは1H板を担いで猿倉を目指すだけである。

スキー終了 板を担いで下山 林道歩きが無ければもっと快適?

12:35 猿倉の駐車場到着。
登っていれば、もう少しで村営小屋に着く時間だろうか?
結局天気は回復せず、でもそこそこ滑れたから満足しなければいけない。
来シーズンは、もっと山スキーに行けると良いのだが....

猿倉駐車場・車は増えていない

記録:澤田
写真:月岡・澤田


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