RICOH

2014年09月20~22日:北穂高岳

参加者:澤田・磯辺・石川・中谷・國保


22日を休むと4連休。休みをとって北穂高岳へ行くことにした。
先週の3連休は研修会で山に行けなかったが、久しぶりの晴天の休みだった為か、どこの山も人が多く遭難も結構報じられていた。
今週も飛び石の1日を休めば4連休である。
今週も人が多いのかなぁ…

ガラガラの沢渡大橋駐車場

9/20 沢渡大橋の駐車場で目を覚ますと、駐車場がガラガラ。
起きたら満車だろうと思っていたので、拍子抜けである。
この週末は天気が心配されていたので、皆さん敬遠したのだろうか?
今日は晴天。出発前の天気予報では下山予定の22日に向かって天気が崩れて行くことになっている。
5名なのでタクシーを利用して上高地に向かう。

09月20日(土) 晴れ
 上高地8:20-明神9:15/9:25-徳沢10:25/10:50-横尾11:50

8:20上高地出発。
今回は北穂組と、涸沢組の2組合同での登山で、今夜は横尾泊り。
昼前には着いてのんびりできそうな感じである。
河童橋からの穂高も綺麗である。3日間この天気が続いてくれると良いのだが...

上高地もガラガラ 上高地出発 河童橋も人が少ない

9:15明神。
順調に進んでいる。
以前ひょうたん池から明神を登ったが、またその内すっきりした岩稜を登ってみたい。
休憩していると、ムスターグ・アタに来ていた太田さんがお客さんと一緒に下りてきた。
槍ヶ岳に登って来たとのことで、近況の話をしばらくして別れた。

徳澤園で休憩

10:25徳沢。
あまりにも順調で、このまま進んでしまうと到着が早すぎてしまう。
「北穂に登るテント組3名は、涸沢まで行ったらどうか?」と石川さんから言われるが、今日は皆で横尾でノンビリする予定である。
お酒もそこそこボッカしている。
徳沢でゆっくり休憩して、10:50に横尾に向けて出発する。

11:50横尾到着。
今日はここまで。
2名は小屋泊りなので、テントを張る手続きと一緒に横尾山荘で聞くと、小屋の宿泊手続きは13:00からと言われ、とりあえずテントを張る手続きだけして、テント設営に入る。
まずはビールで乾杯?
次はワイン?
お酒がどんどん出てくる。
しこたま飲んで解散。
明日は3時起きで北穂組は出発である。

横尾到着 テント前でのひと時

09月21日(日) 晴れ
 横尾4:05-本谷橋5:15/5:25-涸沢小屋7:20/7:35-北穂高岳10:45/11:20-涸沢小屋13:15/13:45-本谷橋14:55-横尾15:45

中谷さんがテントから頭を出している。
「雨ですか?」と聞くと、「星出ているよ」と言う。
天気予報あまりよくなかったはずと思いテントから頭を出してみると満天の星空、びっくりである。
朝食を済ませ出発準備を始める。今夜はテントを畳んで全員小屋泊まりの予定なので、帰ってきたらすぐ片付けて小屋に引っ越しである。

4:05ヘッ電を点けて出発。
横尾のつり橋に霜が降りていて滑り易くなっている。
今日は12時間行動。ゆっくりしたペースでないとバテてしまう。
最近上高地でも熊の目撃情報が出ているが、今日の月は三日月をさらに薄くしたような月で、月明かりもなく登山道に突然熊がいても気がつけない暗さである。
屏風まで来ると、北穂の小屋の明かりが見える。
今日はあそこまで登るのかと思うと、頑張らねばと思えて来る。

5:15本谷橋到着。
周囲が少し明るくなって来ている。
一本立てて、涸沢へと登りだす。

本谷橋は綺麗な吊り橋になっているが、下に簡易橋もあり、こんなに揺れるなら下の橋を渡った方が簡単では無いかと思うほどであった。
きっと歩き方が悪いのだろう。

本谷橋を渡ってから涸沢までが長い。
涸沢に近づくにつれて、涸沢からの下山者とすれ違うようになる。
この人達は昼には松本に着いて馬刺し食べて英気を養うのかなぁ....

涸沢へ① 涸沢へ② 涸沢へ③

7:20涸沢到着。
涸沢ヒュッテに向かわず、直接涸沢小屋へと登って来た。
キジ撃ちしたい為、皆に小屋のテラスで待っていてもらうことにした。
涸沢小屋のテラスの一番左に来ると、携帯の電波が受信できる。
一昨年来た時と電波状況は変わっていないようであるが、流石ドコモの携帯。
山で使うので、なかなかキャリアを変えられない。

涸沢到着 涸沢小屋テラス
北穂への登り

7:35北穂山頂へ向けて出発。
横尾から上がってきたので、同じくらいの時間に登るパーティーは少ないと思っていたがそうでもない。
涸沢連泊者と同じくらいの出発時間と重なったのだろうか?
小屋裏からいきなりの急登。ゆっくり確実に高度を上げるしかない。
それにしても天気が良い。
涸沢カールからの穂高が見事である。
雲一つ無い、それでいて暑くもない。
これなら急登でもペースを守って歩けばなんてことない。

次第に高度を稼ぎ、南陵へと進んで行く。
北穂沢と別れ、長い鎖と梯子を越え、稜線に出る。
あとは、天幕場を越えて縦走路に出るだけである。

鎖を登る 南陵に出て休憩

稜線まであと少し 北穂沢最上部

10:45、3Hの登りで山頂に到着する。
晴天、360度の景色。遠くには富士山。夏の赤石岳の山頂も天気が良かったが、それ以上かもしれない。
携帯の電源を入れるとメールを受信、石川さんからのメールであったので、涸沢に着いたのだろうと思い電話をかけるが繋がらず、我々が北穂山頂に着いたことだけをメールで連絡を入れる。
広い山頂なので、コーヒーを沸かし、ゆっくりと時間を過ごす。

北穂高岳山頂にて 北穂から槍ヶ岳を望む

11:20 下山開始。
急な岩稜の下山。慎重に下らないといけない。
そうは思うが、横尾まで下りることを考えると、ガンガン下る必要もある。
最初から涸沢ヒュッテが見えているが、上から見てもかなり大きい。
これだけ大きく見えると、普通の小屋ならすぐに着くのだが、下るにつれて更に大きく見えるだけで一向に下りきらない。

ガンガン下る① ガンガン下る②

梯子もガンガン下る 鎖もガンガン下る

一向に近づかない涸沢ヒュッテ

13:15涸沢小屋到着。
ともかく喉がカラカラ、ビールと行きたいところだが横尾まで下らないといけないので、コーラで我慢する。
テラス左端で石川さんに涸沢まで下りて来たことをメールする。
横尾到着は16:00になってしまうかなぁ...

コーラで乾杯 北穂高岳また来ます

ここからはともかくガンガン下るしかない。
2Hのルートタイムだが、本当にその時間で下れるのだろうか?
今晩涸沢に泊まる登山客がどんどん登ってくる中を、3人でガンガン下って行く。
横尾に下れているのは、我々を入れて数パーティーだけのようである。

本谷橋が見えて来る

本谷橋まで下ると、15:00に近づいている。
これから涸沢に登ると17:00になってしまうので、もう登って来ないだろうと思っていたが、それでもポツポツと登ってくる登山者がいる。
彼らはいったい時間をどう考えているのだろうか?
今日は天気が良いのでまだ良いが、この時間から登るような時間ではない。

今日はうんざりするほど歩いたが、また横尾に着かない。
開けたところに出てきた。沢ともほぼ同じ高さ。
登山道が左に進み始め、木々の合間から突然横尾のつり橋が見えてくる。

15:45 着いた!
つり橋を渡りながらテントの方を見ると、涸沢組の2名がテントの撤収準備をしてくれている。
ありがたいことである。
テントに着くとウェルカムドリンク?ではなく、お疲れ様ビールを用意してくれていた。
ありがとうございます。

テントを撤収して、横尾山荘に入る。
今日は二段ベッドの快適な寝床、しかもお風呂付の山荘。快適以外の言葉は出てこない。
12H行動だったせいか、夕食を済ませベッドで横になっていたら、そのまま寝てしまった。
本当は皆で話をする為に小屋に泊まったのだが、皆さんごめんなさい。

横尾到着

09月22日(月) 晴れ
 横尾6:35-徳沢7:30/7:50-明神8:45-上高地9:30

今日はもう上高地に下るだけ。
山荘の朝食も遅めに食堂に行って食べたがもうやることがない。
下りますか? と言うことで、帰り仕度をして山荘前に集まる。

横尾山荘 横尾山荘前にて

上高地に向けて

6:35横尾山荘出発。
今日も良い天気で帰るのがもったいない。
前穂を見ながら徳沢へと進む。
平坦な登山道なので、あっと言う間に徳澤園に着いてしまった。

朝、横尾山荘ではコーヒーが飲めなかったので、徳澤園の前の広場で日向ぼっこを兼ねて、コーヒータイムをとる。
今回の山行は、時間に余裕があり、ノンビリトした時間が持てている。

あまりノンビリし過ぎてもと言うことで、休憩は程々にして上高地に向かう。
3日間天気が良くて良かったなぁと思いながら、上高地をあとにする。

今日も穂高が綺麗

記録:澤田
写真:國保・澤田


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