RICOH

2014年04月19日:御山谷

参加者:月岡・澤田


4/16にアルペンルートが全通した。早速立山周辺の山スキーに行くことにした。
昨年の雪崩事故で、この春からは入山届とビーコン装着が義務付けられた。

扇沢の朝

金曜日は雨、土曜日だけ天気が回復することになっている。
大町温泉郷を過ぎた辺りから霧の中となり、扇沢に着いた時には、駐車場の車も良くわからない状態であった。
朝のピーカンを期待し、シュラフに潜り込む。

04月19日(土) 快晴
 室堂09:45-浄土山直下10:45-一ノ越12:20/12:45-湖畔13:50/14:10-黒四ダム16:20

6:00起床。快晴。
こんなに良くなるとは思ってもいなかった。
早速支度をして、扇沢駅に向かう。
思った程は混んでいない。
アルペンルートはJAFの会員だと割引がある。
窓口で室堂までの片道を買おうとしたら、窓口の人からダムまでの往復と黒部湖から室堂までの片道を買うのが一番安く行けると教えてもらい、その切符を買うことにする。

扇沢駅

7:30のトロリーバスは、いつ乗っても混んでいる。
これは仕方がないことなのだが、それでも7:30のバスに乗ってしまうのは何故だろうか...

9:30 2時間かけて室堂に到着。
観光客でごった返している。
登山案内所に登山計画書を出し、雪面へと向かう。
それにしても天気が良い。
これはきっと焼けるだろう...

右手に浄土山がくっきり見えている。みんな登っているなぁ...
当初は一ノ越まで登って浄土山に向かう計画であったが、まずは一本滑ろうと言うことで、板を履いて直接室堂から浄土山へと向かう。

室堂 浄土山へ向かう① 浄土山へ向かう②

浄土山から室堂

浄土山の山頂に立つには、アイゼンに履き替えて登らないといけなそうなので、手前のなだらかなところまでとし、まずは一本室堂に向かいつつも一ノ越方面にトラバース気味に滑り降りて行く。
快適かと言うと、雪が固くて凹凸が多く滑り難い。
本当はスキーの腕前のせいなのだが....

一ノ越へ登る登山道まで下るのには、ほんの数分しかかからない。
1H登ったのだからもっと滑れれば良いのだが、ここは足慣らし、今日のメインは御山谷である。

一ノ越までの登りも、晴天のおかげで雪が少し緩んでいるせいか、シールがしっかり効いて全く問題なく登降できた。

一ノ越へ 一ノ越から室堂方面の眺め

12:20一ノ越到着
まずは御山谷を覗きに行くが、数名が途中で休憩している他は人影が無い。
御山谷は、広い斜面と適度な傾斜で、しかもそこそこの距離が滑れるので、山スキーにはうってつけの場所である。

まずは昼食と言うことで、小屋の影に入ってコーヒーを沸かしてノンビリする。
それにしても天気が良い。景色も最高。コーヒーも旨い。

御山方面

12:45御山谷を滑り出す。
数名が東一ノ越に向かって登って行くのが見えるが、我々は谷を湖まで滑り降り、その後は板を担いでダムまで歩く予定である。

それにしても斜面が長い。
暖かいせいで雪が腐って来ていて引っかかって滑り難い。

一ノ越から滑り出す 御山谷 御山谷を滑る

30分大斜面でのスキーを楽しんだ後は、谷が狭まり沢の右岸に沿って下って行く。雪で沢は出ていない。
沢を渡る橋は、今年はあるのだろうかと考えていると、右岸のルートがばったり終わっている。

御山谷湖畔付近

一段高いところに踏み跡らしきものがあるが、対岸にも踏み跡がある。
今まで何回か来たが左岸を下ったことは無いのだが、ルートの様子から左岸の方が良さそうなので、慎重に崖下を通過して下って行く。

湖畔出発

13:50湖畔到着。
登山道、もっと上からついていた記憶があるのだが、入口を見つけられずに湖畔近くまで来てしまった。

前のパーティーは、湖畔に沿ってダム方面に向かったようであるが、なんとか登山道を見つけてルート沿いに歩かないことには、安全とは言えない。
一本立てて板をザックにつけ、歩く準備をする。

14:10出発。
一時間ちょっとで着く予定にしていたが、まずは登山道探しから始める。
数10M進んだところで上部を探していると人工物らしきものが見つかる。
どうやら登山道らしいので、上部に進んで見るとやはり登山道だった。
これでやっとダムまで帰れる。

そう思って登山道を歩き出すものの、踏み跡はあるが雪が多く、しかも木々が登山道側に垂れ下がっていて板を担いでいるので歩き難い。
でも慎重に進まないことには帰れない。

何度か沢を巻いて、1H歩いたところでロッジくろよんが見えて来る。

15:10ロッジ手前の沢を渡ったところで一本立てる。
ロッジまでの登りを上がれば、あとはダムまでコンクリートの道のはずである。

ロッジ手前の橋を渡る

ロッジまで上がるが、雪が多くて道は全く出ていない。
暫く進むとロッジの人がユンボで道の雪かきをしている。
その脇を通って前に出ると、そこから先は踏み跡だけの道になってしまった。

それにしてもダムは遠いなぁ...

やっとのことで、ダムと手前の吊り橋が見えて来る。
時計を見ると15:50。急がないと16:30頃のトロリーバスに乗れない。
最終は17:35なので、17:00までにダムに着けば扇沢まで帰ることができる。
でも、東京まで帰ることを考えると、16:35のトロリーバスには乗りたい。

ダムが見えて来る 吊り橋を渡ればあと少し

ダムまで帰ってくると、途端に観光地に戻ってしまう。
16:00過ぎているのに、観光客の多さには驚いてしまう。

16:20黒部ダム駅に到着する。
団体客が多い。
帰りの切符はあるが、荷物券を買わないといけない。
切符売り場で聞くと、座れはしないが何とか乗れるのではないかと言うことで、団体客の後ろに並んで改札へと進む。

17:00駐車場到着。
何とか16:35のトロリーバスに乗り、扇沢に着くことができた。
無料駐車場に残っている車は、朝の半分くらいだろうか。
この人たちはきっと一泊二日の山旅なのだろう。

快晴の一日。
思いっきり滑れたことに感謝しつつ、帰路に着く。

記録:澤田
写真:月岡・澤田


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