2011年09月23日〜25日:穂高岳



参加者:CL今野・SL中川・國保・藤本(ゲスト)



7月に高天原山荘で星空を眺めていたときのこと、山荘の新築工事に来ているおじさんが、標高が高いところだともっときれいに見えるよ、と教えてくれた。
標高の高いところにある小屋といえば、穂高岳山荘。
久しぶりにまた行ってみようと思った。


1日目  上高地13:00−明神14:00−徳沢15:00−横尾16:00

前日までの台風の影響で身延線が運休。急遽藤本さんに車を出してもらって上高地へ向かった。
國保さんと中川さんは予定通りあずさと松本電鉄を乗り継いできて、上高地で合流した。

梓川

林道を歩いて横尾に向かう。
空や葉の色や空気が秋らしくなっている。
徳沢では、氷壁の宿 徳沢園のエントランスを覗いてみた。
年月を感じさせる板造りの廊下や、見事な花が飾ってあるのが見え、素敵な雰囲気だった。
今度、ただここに泊まりに来たい。
(参考:http://www.tokusawaen.com/room.html  ←HPも素敵)

横尾まで来ると、完全に山の雰囲気になる。
この日の夕食は國保さんが生食材の具沢山豚汁を準備してくださった。
具材も下ごしらえ済みで完璧!・・・のはずが、肝心の味噌が見当たらない。
私が次の日の調理用で塩を多めに持っていたので、これをちょっと入れて塩味にした。
が、それもほとんど必要ないくらい、肉からの出汁と下味の分が出ていて、とても美味しかった。
加えてデザートに林檎まで。
國保さん、どうもありがとうございます!


2日目  横尾5:40−本谷橋6:50−涸沢小屋9:00−穂高岳山荘13:00

4:00起床。夜は結構冷えて、テントに霜が付いていた。
でも葉や苔に霜が付いている様子がきれいだったので、悪いことだけじゃない。

霜の降りた葉や苔

朝食はフランスパンとウインナーとコンソメスープ。贅沢です。

屏風岩を左手に見ながら歩く。やっぱり紅葉には早いみたい。
順調に本谷橋を越え、涸沢カールに向かう。
雲ひとつ無い青空!岩の色と木の実の色が映えます。

屏風岩

涸沢小屋の手前ではブルーベリーの実がなっていた。食べ始めると止まらない。

涸沢小屋の広いテラスでまったり。
となりにいた子供連れが、特注(?)のビールジョッキ入りパフェで注目を集めていた。
お母さん曰く、パフェがあると言ってここまでなんとか連れてきたそうだ。がんばったね。

ザイテングラートではいきなり急登になり、ちょっとしんどい。
多めに休憩を取らせてもらった。
背後にはきれいな形をした常念、左手には去年撤退した前穂北尾根が見える。

常念岳   前穂北尾根

穂高岳山荘到着。すでにテン場が混み始めていて、ヘリポートの近くに場所を取った。
その後もテントはどんどん増え、ヘリポート上や山荘の前、トイレの脇までうまっていた。
山荘で朝食を取ったあと、國保さんと藤本さんは涸沢岳へ行き、中川さんと今野はテントで昼寝をした。

夕暮れを待ちながらゆっくりと食事を取る。まずはワインとケーパー、次に海藻サラダ、卵スープ、最後にアラビアータ。
アラビアータを食べるころに日没が始まった。周りの人も皆テントの外に出て西の方を見つめている。
遠くに見える雲のラインに向かって太陽が降りていく。テン場や奥穂が段々と赤く染まる。

夕日

日が沈むと今度は空の色が濃くなっていくのが分かる。中川さんはこの濃い青色が好きだと言っていた。私も同感。

夕暮れ

完全に暗くなると、次は満天の星空。期待どおりです!!
星が見えすぎて星座が全然わからないほど。同じ場所をずっと見ていると流れ星らしきものが見えたりした。
こんなに計画通りうまくいくことはめったにない。幸運です。


3日目  穂高岳山荘6:00−奥穂山頂7:00−紀美子平8:50−(前穂往復)−岳沢小屋12:30−上高地15:00

4:00起床。朝食はかた焼きそばと中華丼の具。
東の空が白み始めて、日の出が始まる。

日の出

山荘前やトイレはかなり込み合っていて、出発に時間がかかる。
奥穂へ登り始めていきなり岩場の登りと心もとない梯子。朝一番でこれは心臓に悪い。
後で気づいたのだが、藤本さんはザックのベルトの片方が緩んでいたようで、かなり不安定な状態で登っていたそうだ。
気付かずに歩いてしまって申し訳ありません。。。

奥穂山頂に到着。ここで槍と一緒に集合写真。ジャンダルムは薄っぺらい板のように見えて、人が立っているのにも目を疑う。

集合写真   ジャンダルム

奥穂〜紀美子平間の吊尾根も、長い鎖場を下らなければならない場所などがあって、けっこう大変。
おまけにずっと人が多くて何度も渋滞にはまる。

紀美子平に着く。中川さんと今野はここでも待機。必要以上の体力は使いません。二人が帰ってくるのをじっと待つ。

重太郎新道に入ってもずっと気が抜けない。鎖や長い梯子が続く。
岳沢が近づき、やっと岳沢小屋に到着。
今知ったのですが、岳沢ヒュッテは5年前に雪崩で全壊して、去年この小屋が新しく建てられたのですね。
前に来たのは7年前なので、まだ岳沢ヒュッテの頃。あんまりこの場所の記憶はなかったけど、月日の流れを感じました。

その後はなだらか〜な下り。それまでと比べると全然歩きやすさが違う。

予定よりかなり遅れて上高地に帰着。
日帰り入浴を目指して上高地アルペンホテルに向かったが、日帰り入浴は14:30までとのこと。
わざわざここまで歩いてきたのに・・・。下調べ不足でごめんなさい。
國保さんとはここでお別れ。
教えてもらった小梨平キャンプ場のお風呂へと向かう。
お風呂に入ってすっきりできたのはいいけど、あんまり掃除が行き届いていない。。。
アルペンホテルの時間に間に合わせた方がいいなと思いました。

記録:今野


リコー山の会のホームページに戻る