2007年6月17日:明神岳・東稜



参加者:CL中谷・甲谷・山中



天候  晴れ
 今回の山行は槍ヶ岳北鎌尾根を目指すためのトレーニングの第1段として企画されたもの。1日山行で岩稜歩きの技術(バランス)と登攀技術の体験をしながらペース配分を身に付けることを狙うとあり参加した。

 最初の予定では上高地→ひょうたん池→明神岳主峰→前穂高岳→上高地の予定だったが明日は出勤日で横浜まで確実にもどらなければならないので、午後1時時点で判断ポイントを置くことにして出発。

 上高地6:00出発。入梅直後の好天に恵まれ、河童橋から穂高連峰はくっきりと見える。明神橋を渡り上高地養魚場のそばを通り藪の中に入っていく。しばらくして涸れ沢に出会いそこを登っていく。石がゴロゴロしていて歩きにくく落石の危険もある。途中20名ほど集団が休憩しているのを追い越しさらに進む。出発して2時間ほどして休憩を取る。

 さらにガレ場を登っていったときもっと右のルートをとるはずとの中谷リーダー。そのまま藪の中をトラバースし、しばらくすると雪が溶けたばかりの急斜面にでる。さらに進むと比較的大きな雪渓があった。前方にはひょうたん池のコルが見えてきた。下を見ると先ほどの集団が雪渓を横切っているのが見える。ストックを使用し歩みがなかなか速い。こちらは中谷さんが雪渓に蹴りを入れながら後に続く私のための足場を作ってくれながら進むのでペースが落ちる。軽アイゼンがほしいところ。

 ひょうたん池には集団に先着されてしまった。雪に埋もれたひょうたん池をみながらそのまま登り続け東稜の取り付きまでようやく達した。4時間で1回の休憩のためかかなりバテてしまった。(ルートによっては休憩がとれないため長時間歩行になることもあるのでそのトレーニングにはなったが。また山と高原地図によるとこのコースは熟達者向けとあった。)

 いよいよ東稜の登攀開始。数ピッチザイル登攀を行う。コース取りが良いためかそれほど難しさは感じなかった。PM1時になり時間切れとなり(甲谷さんによるとらくだのコルの直前まで登ったのではないかとのこと)、コーヒータイムの大休止したあと、懸垂1ピッチを混ぜて往路を下山。
上高地着17:45

 中谷さんによると急峻なルートでの行動全般のトレーニングができたとのこと。
 私としては体力的にかなりきつかったが、長時間のガレ場の登り下り、雪渓横断、岩稜登攀を1日で体験でき良かったです。ありがとうございました。


 ・河童橋より穂高連峰
・河童橋より穂高連峰

・明神橋より明神岳(5峰、右に見えるのが4峰か)
・明神橋より明神岳


・草つきの登り
・草つきの登り


・ひょうたん池
・ひょうたん池


・ひょうたん池より東稜を振り返る。右が前穂の北尾根か
・ひょうたん池より東稜を振り返る。


・一本杉とガレ場(下りで)
・一本杉とガレ場

記録、写真:山中



リコー山の会のホームページに戻る