2000年7月29〜30日:蔵王山



参加者:大鳥居・杉田・大谷・志賀・和田・門松・小森・陶山・甲谷・中谷・澤田



今回は会長の粋な計らいで、別荘を使用した山行となった。
場所は蔵王、百名山ではあるが、刈田峠まで車で入れる為、のんびりとした稜線歩きの山行である。

7月29日(土)・曇り後晴れ

刈田峠7:17->屏風岳9:45->不忘山10:45->芝草平分岐12:15->後烏帽子岳13:45->ゴンドラ14:38

刈田峠にはあまり駐車スペースが無い。7:00ガスに煙る峠に着いた時には、既に数台の車が止まっていた。もう1時間もしたらいっぱいであろう。
身支度を整え7:17出発。
エコーライン沿いに入口標識があり、良く整備された登山道が続く。それだけに人が多いのが難点かもしれない。
この稜線には湿地もあり、花がきれいである。好天時には太平洋を望むことができるとのことであったが、今日の宮城側は雲の下で何も見ることができない。
夏の強い日差しの下を大汗をかいて歩くことを思えば、ちょうど良いのかもしれないが...
私は蔵王にスキーやMTBで来たことがあるが、南蔵王は初めてであり、芝草平を中心として湿原が多いのには驚いてしまった。花の時期はさぞすばらしいのだろう。
9:45屏風岳到着。本日の最高点である。しばらく休憩の後、南屏風岳までで帰る組と、不忘山まで行き、帰りは後烏帽子岳を経由してえぼしスキー場に下りる組に分かれる。
不忘山の山頂は、人が多かったが、この頃から雪の残った朝日連邦の山々が姿を現し、至福の一時を過ごす。



屏風岳を登り返し、芝草平手前の分岐から後烏帽子岳へと向かう登山道に入ると、今までの様相とは一変して樹林帯の中にところどころ崩れながらついているようなルートとなる。
標高が低くなったことと、稜線と異なって風が抜けないために非常に蒸し暑い。
しかし稜線の登山道と異なり、人があまり入っていない静かな良いルートである。帰りの足の問題されクリアーとなっていれば、歩いて欲しいルートである。
ろうづめ平から後烏帽子岳へは、30分程度の上り返しとなる。
山頂からは蔵王の山々を望むことができ、充実した時が過ごせる。
ここからは約1H下るとゴンドラ乗場である。途中から急なゲレンデの中を歩く必要がある辺りが、少々マイナスポイントか?
14:38ゴンドラ乗場到着。ゴンドラで下ると先輩が車で待っていてくれた。
今夜は別荘での宴会が待っている!!


7月30日(日)・晴れ

賽の磧5:22->かもしか温泉跡6:15->ロバの耳岩8:00->熊野岳8:53->刈田岳レストハウス9:30

4:00起床。今朝は暑くならないうちに志賀さんと2人でロバの耳コースを熊野岳に登ることになっている。昨晩私は先に寝てしまった為、何時まで宴会が続いたのか知らないが、出発の仕度をしていると皆起き出してきて、朝食の準備をしてくれた。ありがたいことである。
朝食を済ませ、遠刈田温泉を後に車でエコーラインを登り出した頃、日の出を向える。
賽の磧の駐車場に車を止め5:22出発。しばらくは舗装された道が続く。
かもしか温泉へのケーブル跡から急な下りが始まる。できればこの高さのまま対岸に渡れると楽なのであるが、こればかりは仕方が無い。以前読んだ記事では、登っても登ってもなかなか元の高さにならないと書いてあったが、実際のところどんなものだろうか?
河原まで下りると橋がかかっている。ふと河原を見ると川底から泡が出ている。この辺りはどこを掘っても露天風呂ができると聞いていたが、今回は登りがメインなので温泉はお預け、かもしか温泉跡の水場で一息入れ、登りにとりかかる。
しばらくはガラガラした不安定なガレ場が続く。ガレ場を登りきると視界が開け、エコーラインと足元の滝が綺麗に見える。
エコーラインからは見えない反対側からの風景。昨日とは打って変って静かなルート。今日登って良かったと思えた一時であった。
しばらく登ると岩壁が見えてくる。え?あれ登るの? そう思って近づくと、遠くからは見えなかったが立派なルートがついている。まあ登攀ルートではないのだからそんなものか.....
もっと時間がかかるかと思っていたロバの耳岩も、もうすぐ側である。
ロバの耳岩手前には、コマクサがかなり咲いていた。やはり人が入らないルートのせいなのか花も多いように思う。
ロバの耳岩の先に先行パーティーを見つける。このルートで人を見かけたのか、この時だけであった。
7:50ロバの耳岩到着。あと1Hで山頂と言うこともあり、しばらく休憩する。
ここからの景色は格別であった。遠刈田からエコーラインを車で登ると、ひときわ目を引くのがロバの耳であるが、今まさにその上に居るかと思うと、充実の一時であった。
8:50 人でごったがえす熊野岳山頂到着。今朝は朝日連峰に加え、月山も綺麗に姿を現している。
9:30 刈田岳レストハウスで冷たい牛乳を飲み帰路につく。





記録:澤田



リコー山の会のホームページに戻る