パソコン要約筆記って...!?


毎月パソコン要約筆記の講習会を開いている太田晴康さんにうかがいました。

人の声をノートに書き取ったり、OHP(オーバーヘッドプロジェクター) のシート上に書いてスクリーンに投影し、「聞こえ」の不自由な方に伝える 活動は、「要約筆記」「筆記通訳」「ノートテイク」などの名称で呼ばれて います。集会、大会などでは、視覚言語ともいえる手話と並んで、参加者に 音声情報を保障する手段として欠かすことはできません。

この手書きの部分を一般に使われているパソコン入力におきかえたのが、 パソコン要約筆記(文字通訳)です。特殊なキーボードを使うのではなく、 要するにボールペンやサインペンのかわりに、聞いた音声情報をキーボード を使って文字入力する通訳方法です。つまり、「音声を聞きながら」「頭 の中で要約しつつ」「すばやくキーを打つ」わけです。 入力された文字はパソコンのモニター画面をはじめ、テレビ画面や、プロ ジェクターを通してスクリーンなどに映し出されます。

パソコン要約筆記はこの1、2年の間に、聴覚障害者団体の主催する集会、 大会、行政の審議会などに、しばしば登場するようになりました。要約とは いえ、1分間に120字程度の文字入力が可能ですので、情報を保障する方法 のひとつとして注目されています。また大学の講義などにおいても、この方 式がより多くの情報を伝えることが可能なところから、サポートシステムと しての期待が高まっています。