「難聴と聾」「伝音性難聴と感音性難聴」の違いって!?

聴覚障害は、聞こえの程度によって「難聴(高度、軽度)」と「聾」、 また障害の部位によって「伝音性難聴と感音性難聴(伝音・感音の混合性難聴)」に 区別されます。 聞こえの程度は、一般に「dB(デシベル)」で表されます。 聴者がやっと聞きとれる最も小さな音の平均が0dB、 数字が大きくなるほど耳の聞こえが悪いことを 表しています。

伝音性難聴とは中耳炎などのために、 鼓膜に穴があいたり、鼓膜の振動を内耳に伝える 耳小骨(じしょうこつ)などに障害がある場合をいいます。 この場合は、音が小さくなっ て伝わるため、補聴器が有効です。 一方、感音性難聴とは様々な原因で、内耳や聴覚神経などに障害がある場合をいいます。 この場合は、障害の部位や程度によって聞こえの状態はまちまちで、 (低音は聞こえるが、高音は聞こえないとか、音は聞こえるが何の音か ききわけはできないなど...)補聴器が有効に使えない場合もあります。

<参考文献>
「NHKみんなの手話上」(1997年4月1日,日本放送出版協会発行,P62〜P66)
「手にことばを[中級編]」(社団法人東京都聴覚障害者連盟,P75)