Black Rams - RICOH RUGBY FOOTBALL TEAM -

【Review】トップリーグ 第5節 vs ヤマハ発動機ジュビロ戦

2016.10.05

攻め込むシーンは繰り返しつくりながら無得点。トライを重ねられリード許す

キヤノンとの激闘から2週間のインターバルを経て迎える、秩父宮5連戦の締めくくりは首位・ヤマハ発動機とのゲームとなった。

NECとの開幕戦に勝利して昨シーズンの悪夢を振り払い、第3節のサントリー戦ではディフェンスに希望を見出した。そしてキヤノン戦では接戦を勝ち切った。着実に階段を上ってきたリコーにとって、現在のトップリーグでは最強といっていいヤマハとの戦いは、最高のタイミングで訪れたチャレンジマッチとなった。

SOコリンボークが、キックを深く蹴り込んで試合が始まる。ヤマハ15番のキックがうまく当たらず、低くよれて飛んだボールがリコーに入る。いきなり22mラインの内側でのチャンスが訪れると、NO.8松橋周平のサポートを受けながらキャリーしたWTB渡邊昌紀がタックルを受ける。即座に立ち上がってプレーを続けたが、ボールをリリースできていなかったとしてペナルティ。ここはチャンスを逃す。(0分)

次の攻撃はヤマハ。守るリコーのノックオンで得た22mライン手前、中央のスクラムを押す。右中間側に押し込むと展開。10番が中央から左サイドへキックパス。これをタッチラインギリギリでWTB渡邊と競り合いながら11番がはたくと、内側をフォローした13番の手に収まる。そのまま前方に抜けてインゴールへ持ち込みトライ。CVも決まり0−7(6分)。

先制点を奪われた直後、リコーが敵陣に侵入。左中間22mライン付近でスクラムを得ると、NO.8松橋が持ち出しゲイン。さらにFL柳川大樹につなぎ前に出るが、惜しくもパスがこぼれターンオーバー。ここもチャンスを逃す。(8分)

リコーはラインアウトのミス、さらにレイトチャージで自陣深くに攻め込まれる。FL柳川大樹が出血。一時的に福本翔平がピッチへ。(11分〜13分)
左サイド、ゴール前ラインアウトをヤマハがキープ。モールを組むとじわじわと押し込む。リコーも一時は押し返したが、ヤマハはコントロールを失わない。インゴールに達し左中間に9番がトライ。CVは外れ0−12。(13分)

トライの後、リコーは再び敵陣に入り攻めていくがパスをインターセプトされる。これをつながれ再び自陣へ。ヤマハの力強いアタックにオフサイド。左中間15m付近でスクラムを選択したヤマハは、狭いサイドに出し12番が突進。リコーはうまくタックルが決まらず、そのまま突破を許しインゴールへ持ち込まれる。CVも成功、0−19。(18分)

なんとかスコアして流れを変えたいリコーはゴール前のディフェンスでボールを奪うと、CTBアマナキロトアヘアが左サイドのスペースに抜け出し展開。右サイドまで運ぶとWTB渡邊がスペースを走り、敵陣10mライン付近にポイントをつくる。今度は左へつなぎ、両サイドに振りながら前に出ていくアタックをリコーが見せる。WTB小松大祐から左大外のNO.8松橋につなぐと、松橋がディフェンスを弾き飛ばしフォローしたWTB長谷川元氣にパス。つながればトライもありえたが惜しくも繋がらず。しかし、ボールを獲った相手を押し出して22mライン付近のラインアウトを得る。

これをキープするとFWが中心となって我慢強く攻め、フェイズを重ねていく。展開からCTBアマナキのランを挟んでゴール前に迫ると、再びFWが縦に攻めたてる。あと5mに迫り、LOロトアヘアポヒヴァ大和らがトライラインに迫るが惜しくもタッチラインの外に押し出される。ここでSH高橋敏也が出血。一時的に中村正寿がピッチへ。(25分〜32 分まで)

リコーは一度ハーフウェイライン付近まで押し戻されるが、再び攻める。左中間のギャップをNO.8松橋が突破し22mラインの内側に攻め込む。スタンドのリコーファンからコールが起きる。激しく攻めるがヤマハのディフェンスが揃うと停滞。そしてこぼれたボールがヤマハに入り、9番が抜け出し11番につながれビッグゲイン。一気にリコー陣内22mラインの内側に入った。(28分)

リコーのノックオンでヤマハスクラムに。これに押し勝ったヤマハがペナルティを奪い、ゴール前ラインアウトにする。さらにモールで前進。トライライン間際をFWで攻めたて8番が中央にトライ。強いフィジカルで獲りきった。CVも成功し0−26。(32分)

リコーは自陣でヤマハがこぼしたボールをCTB小松が前方に蹴り、これを確保。さらに中央をSOボークが突いてゲイン。守るヤマハがノックオンオフサイド。リコーはPKを蹴り出して、ボールをゴールまで10mほどの位置に運ぶ。再び訪れたトライのチャンスだったが、このラインアウトがヤマハに入ってしまい、またも好機を逃した。(37分)

前半終了直前、中央22mラインのスクラムをヤマハが押す。SH高橋がスクラムからボールがこぼれたと見て奪いにいくが、こぼれておらずペナルティに。ヤ
マハはリスタートして左中間に10番がトライ。CVも成功し33−0。(42分)

FWを軸とした攻撃で敵陣深くに侵入する場面はかなりあったが、リコーはスコアすることができなかった。逆にターンオーバーやペナルティで攻め込まれ、確実にスコアを許してしまった。

切れずに最後まで戦い抜き、リコーが見せた次節につながるラグビー

リコーはSH高橋に替え中村を入れて後半へ。最初のアタックはリコー。フラットなパスを通しディフェンスの壁を破りにいく。しかし、整ったディフェンスは堅く、パスが相手に入り一気に押し込まれる。

しかし、自陣でこぼれたボールを奪いラックサイドのギャップを抜けたCTB小松が大きく前進。敵陣10mラインをあたりまで運ぶ。さらにフォローしたWTB渡邊が10番、12番のタックルをかわしながら右サイドを走り、右サイドゴール前にポイントをつくる。

展開。SOボークが右中間から左中間へ、WTB長谷川へと長いパスを通す。ディフェンスを前にした長谷川はスリップし転倒するが、再び立ち上がって前へ。ポイントをつくるとCTBアマナキが取り出して大外のNO.8松橋へ。松橋の前にディフェンスはおらず、インゴールを回り込んで中央へトライ。リコーがスコアに成功し33−5。CVも成功33−7。(5分)

さらに攻めるリコー。ハーフウェイライン付近でボールを奪うと、FL武者大輔のパスを受けたCTB小松が左サイドをえぐり、外のWTB長谷川につなぐ。22mラインが迫る。しかしノックオン。

PRアレックスウォントンを眞壁貴男に、NO.8松橋をマイケル・ブロードハーストに入替。(8分)

勢いに乗りたいリコーだったが、ここからヤマハが攻勢を見せる。自陣でボールをつながれると、5番が力強くリコーのディフェンスを振り払って抜けて左中間にトライ。CVも決まり7−40。リコーはSOボークをタマティ エリソンに入替。(12分)さらにHO森雄基に替えてマウ ジョシュア。(16分)

このトライで勢いに乗り、前半のように突破を図ってくるヤマハに対し、NO.8ブロードハーストのトライライン間際での鋭いタックルが決まり、リコーにもリズムが生まれ出す。ヤマハの激しい攻勢を粘り強いディフェンスで阻んでいく。さらには苦しんだスクラムでも徐々に劣勢を跳ね返し始めた。

スクラムを押させずしのぐと、ヤマハがやむなく出したボールにディフェンスが絡んでいく。FL武者が特に激しく絡んでノットリリースザボール。すかさずSOエリソンがクイックリスタート。右中間を突きポイントをつくると、ブラインドサイドに出し、WTB渡邊が抜けかける。ハーフウェイライン付近でこれを11番が止めにいくとハイタックル。さらに危険性が高かったとして10分間の一時的退出を科された。

PKで敵陣10mライン付近まで前進。リコーはこのラインアウトから攻めたかったがヤマハに入る。主導権を奪いかけるが、あと一歩届かない歯がゆい展開。FL武者大輔を福本に(21分)、さらにWTB長谷川に替えて濱野大輔が入った。(22分)濱野がCTB、小松がWTBに。

22分、SOエリソンからパスを受けたHOマウ ジョシュアが、自陣中央のギャップを抜けてゲイン。敵陣22mラインにまで迫ると、SOエリソンが左サイドに出し、WTB小松が抜ける。ディフェンスが迫ると前へ小さく蹴り出し、それを拾ったヤマハがインゴールに持ち込みグラウンディング。キャリーバックでリコーの5mスクラムに。しかしスクラム内でボールを奪われてチャンスを逃す。その後もラインアウトのミスが続き、チャンスの芽を大きくできなかったが、リコーのアタックは確実にインパクトを生み始めていた。

30分過ぎからヤマハが攻めたがリコーはよく守った。スクラムでも押し負けることなく、しっかりと組んで対抗した。

そしてディフェンスでターンオーバー、こぼれ球をCTBアマナキが拾い右中間をゲイン。ブラインドサイドをフォローしたCTB濱野、WTB渡邊とつないで右サイドを抜けるとそのまま渡邊が右隅にトライ。角度のあるCVをFBピータース ダニエルが決めて14−40。(35分)

リコーは残り5分も攻めていく。LO馬渕武史、FL柳川ら先発出場のFWたちも最後まで足を止めることなく走り、SOエリソンが繰り返し仕掛ける自陣からのアタックについていく。38分にはNO.8ブロードハーストがキックチャージしたボールを拾いそのまま抜けたが、拾う瞬間にボールが手につかずノックオンという惜しいプレーも。

前半とは一変した勢いを感じさせるムードの中で40分が過ぎ、ホーンが鳴る。最後にラックのボールをジャッカルしかけたがために生まれたギャップを15番に抜かれてトライを許し(CV成功)14−47となったが、リコーはあきらめない姿勢を見せ、後半はイーブンのスコアで戦い抜いた。

2勝3敗で勝ち点は9のまま。リコーの順位は12位へと下がった。首位の壁は厚かったが、可能性を感じさせた後半だったことも事実だ。しかしこれに満足すれば、成長は確実に止まるだろう。次節10月8日(土)14時からの神戸製鋼戦は何としても結果が求められる一戦となった。

「後半を無駄にしてしまうと次の試合に影響がある。後半だけでもいい形で戦って、次の試合に向かおうと」(CTB小松大祐)

神鳥裕之監督

今日はありがとうございました。我々としては、トップチームであるヤマハさんに対してどこまでチャレンジできるか、そういった意気込みで臨んだのですが、結果としては完敗でした。特に前半の入りでトライを獲られてしまったというのとフィジカル、ブレイクダウン周辺で圧力をかけられた。もう少しボールキープしたかったが、そこでのエラーが多く、結果的にヤマハさんのリズムで前半を戦ってしまったのが反省です。ただ後半はゲームを壊さず、そのまま終わらず、しっかりと戦えたことは次の試合に向けての収穫だと思っていますので、気持ちを切り替えて次の試合に向かいたいと思います。今日はありがとうございました。
(要所要所ではいい部分もあったのでは。想定よりも力の差を感じたのは?)スクラムに関しては、強みを持っている相手ですので、苦しい場面はあると想定して臨んでいました。むしろ後半などはよくやってくれたと思います。やはりブレイクダウン周辺の圧力。あのあたりのフィジカルのバトルではヤマハさんの素晴らしさを感じました。
(NO.8松橋は入替が早かったが)開幕からずっと先発していたので、ゲームタイムのコントロールというところです。この先も活躍してもらわないといけませんので。
(どういう準備をして、どこで勝とうと考えたのか)ディフェンスの部分で粘り強く、フェイズを重ねられても、反則をせずに守り抜く。相手がミスをしたタイミングで自分たちのアタックを仕掛けるという形。アタックに関してはエリアマネジメントでしょうか。敵陣に入って戦おうと考え準備してきました。ただ前半ディフェンスをやりきれなかった。数少ないアタックの場面でもプレッシャーを受けボールを放してしまっていたのが前半のスコアの差をつくったと思う。(苦しい試合の中で、CTB小松がいいプレーをしていた)経験値が高く、CTB、WTBどちらもできるスキルを持っている。頼りにしています。コンディションもとてもいい。ゲームタイムをコントロールしながらにはなるが中心となっていく選手だと思います。【以上共同記者会見にて】

悔しいですね。点差ほどの内容の敗戦という気持ちではないです。選手もそう感じているはず。入りのところで立て続けに獲られてしまいましたが、80分間通してやられてしまったわけではないので。アタックを仕掛けた場面は自分たちの形をつくることができましたし、相手のディフェンスを崩すようなシチュエーションをたくさんつくれました。そういった意味ではこの数試合でアタックのレベル、イメージの共有はできてきたと思います。ただ、ブレイクダウンで人数が足りなくなったりして、ヤマハ側にターンオーバーのチャンスが生まれたとき、そこでしっかりボールを奪ってくる彼らの能力、フィジカルは強いと思いました。危ないと思ったときには必ず仕留められて、そこからの展開なども洗練されていた。そういったところの違いはありました。でも、繰り返しますが全く通用しなかったという思いはない。
(セットプレー、スクラムの評価は)後半のスクラムについては最大級の賛辞を贈りたい。試合を通じてFWの選手が頑張ってくれましたよね。耐えて、チャンスがあれば圧倒するシーンもありました。でもそれをチャンスに結びつけられなかった。スクラムに関しては次につながるものがあったと思います。(ディフェンスはこれまでにない破られ方もされていた。ブレイクダウンでの劣勢が響いた)そこが今日の敗因のひとつ。ヤマハさんのフィジカルが強かったということだと思います。選手がディフェンスのシステムを守れていなかったわけではない。立つべきところには立てていましたし、ルールも守れていた。1対1のシチュエーションでの劣勢、少しずつのプレッシャーなどで、いつもよりも正確で激しいタックルができず、トライラインを破られていました。12番のトライなどは1対1でやられていましたしね。まだまだレベルアップするべき部分はある。
(メンバーについて。CTBの松本悠介、濱野大輔のコンビではなく、アマナキ ロトアヘアと小松を起用)松本はコンディションを考えて。濱野は新人ながらビッグマッチを2試合続けてプレーしていました。長いシーズンをフレッシュに戦ってほしいメンバーなので。逆にアマナキは後ろから出て行く試合が続き、エナジーがあったので順番を変えた形。(アマナキへの評価は)やはり、彼がボールを持つとマークされる状況ができつつある。それを逆手にとってスペースを使うようなプレーができてくると彼自身ももっと生きる。まだまだ成長すべき領域。次のレベルに進むにはそういった部分も身につけてほしい。ただよく前に出ていましたし、十分なパフォーマンスを見せたと思います。(後半は切れずに意地を見せた。スタンドにも伝わっていたようにも見えた)それは試合が終わったときに選手たちにも伝えました。60点、70点獲られてもおかしくない点差をつけられて前半を終え、そこであきらめずにファイティングスピリッツを見せた。スコアだけ見れば同点。この後半の戦い方は神戸製鋼戦にも持っていこうと強くメッセージを出しました。(これで秩父宮での5試合は2勝3敗。声援に支えられた部分も大きかったのでは)本当に諦めずに応援してくれましたからね。力になりますし、そういうホームで戦えるのは大きかったです。次に帰ってくるときにはいい成績で帰ってきたいですね。(一皮むけるチャンスが来ているシーズン)次ですね。次もフィジカル的にハードな試合になる。今日得たものを財産にするためにも、後半のような戦い方を次の試合に持っていきたいと思います。

LO馬渕武史キャプテン

前半に自分たちのミスや反則でなかなか流れをつくれず、ヤマハさんの力強いプレッシャーでうちのFWの足が止まってしまって得点が重ねられたんだと思います。切り替えて来週の神戸製鋼戦に挑んでいきます。今日はありがとうございました。(スクラムを組んだ印象は?)うちとしてはヒットしてきた後に力強く押してくるヤマハさんに対し、ヒットした後必ず前に出ようという意思で。想像していた以上にそこのプッシュがすごくて、崩されてしまったのかなと。【以上共同記者会見にて】

ディフェンスはフィジカルの強い選手に破られたという印象です。組織的には破られていなかったと感じています。自陣からでも攻めていけたし、そこはある程度自信になるのかなと。ただモールやスクラムなど塊になったときの圧力はかなり感じました。
これからトップ5のチームとの試合になるので、チャレンジャーとしてうちから仕掛けないといけない。それができないとフィジカルで押し切られることになる。向こうから何かされてアクションするんじゃなくて、こっちから。それがチャレンジャーとして大事なことだと思う。アタックにしろディフェンスにしろ手応えはある。あとはラインアウト1本1本の精度とか、そういうところ。

PR大川創太郎

(スクラムを実際に組んでみて)強かったが対応できるところもあった。通用するところは自信をもっていこうと。前半の終わりのほうは押されることが多かったので、修正しないといけないと思う。(後半はかなり自信をもって組めているようにも見えたが)いや1本1本必死でした。ドライビングモールも修正が必要。2本目のトライのシーンは、自分たちとしてはディフェンスとしてうまく入れて、これは止められたぞと思ったんですが、そこから押されてしまったのでもっと練習しないといけない。(後半はどんな気持ちで戦っていたのか)前半ずるずるいってしまったので、ハーフタイムにこのままじゃ終われないと。プライドを持ってやろうと声をかけあいました。それは多少見せられたと思う。(昨シーズンにはない粘りを見せていると思うが)結果を見ると点差をつけられての負けということに変わりない。まだまだ。(神戸製鋼の印象は)フロントローがジャパン。FW戦がカギになると思うので頑張りたいです。

NO.8松橋周平

(秩父宮での5試合を終えて)チームとしては、今日も勝つための準備をしてきていました。接戦をものにできていたのでいい流れでいくかなと思ったんですが残念です。ただこの負けは次につながるもの。(点差が開いたが、後半はディフェンスなどで切れずに粘れた)個々のディフェンスとしてはそんなに悪くなかったと思う。ペナルティで前に出て、ゴーフォワードというヤマハがやりたかったことをやられると受けるしかなくなってしまう。うちもボールキープにしろアタックにしろ前に出る、それからディシプリン。準備してきたことを最初の20分までに出せていれば試合展開は変わったと思う。(アタックの手応えは)だいぶできるようになってきたと思う。でもまだ個人のスキルという部分で意識するべきところがあるのかなと。簡単にボールを獲られてしまったり。でも、だいぶ強みになってきているとは思う。今日もタマティ(SOエリソン)が入ったあたりでいい展開になった。FWもコンタクトなどで力を発揮していきたい。

SH高橋敏也(トップリーグ初先発)

自分が思っていたより、いい緊張感を保ったまま臨めました。でも試合が始まって、スタメンとして試合をつくっていこうとしたのですが、FWの圧力を受けてしまい、ボールを落ち着かせたりテンポを出すというところで仕事ができなかった。(プレシーズンマッチなどでも出場機会を得ていたが)相手もハードにぶつかってくるので、シーズン前とは違う強度のプレーを多く感じました。(今一番強いチームとの試合に出場できたことは大きかったのでは)春は全然力が足りていなくて、試合でもついていくのが精一杯。それでも練習試合に出させていただいて、春と夏を経てある程度リーグのレベルに慣れてきたというのはありました。そして首位のヤマハと戦って、自分の中でスキルだったり、ゲームメイクだったり、足りていなかった部分が見え、すごく勉強になりました。公式戦で勉強していてはいけないのですが、しっかりステップアップしたいと思います。(今後強みとして伸ばしたいのは)自分で仕掛け、さらに周りを使うプレーの精度でしょうか。今日は空いていないのに仕掛けてしまって苦しくなってしまった。

CTB小松大祐

(切れずに最後まで粘った)前半自分たちの流れにもっていけなかった。後半は試合に出ていないメンバーだって見ているのだから、自分たちのラグビーをしようと話し合って臨みました。個人的にもやろうと思っていたプレーができていなかったので、切り替えて自分のプレーに集中しようとした結果が後半。
あの後半を無駄にしてしまうと次の試合に影響があるので、後半だけでもいい形で戦って次の試合に向かおうと。(スクラムの準備をするFWに近づいて声をかけていた)頑張ってくれていたから。後半もそのままの勢いが必要だったので。
(後半変わった点は)前半はアタックで9番からのFWのプレーに頼りすぎていたところがありました。でも常に外側にはスペースがあった。そこが使えていなかったので、BKもボールタッチを増やしてスペースを使っていこうとしました。それが正確にできた結果、いい流れがつくれたと思う。相手のディフェンスが弱いところを攻めていけばボールキープはできる。前にも出られる。それが後半攻められた理由だと思います。
前半はシェイプ(攻撃の陣形)をしっかりつくれていなかった。ジグザグに、どっちにアタックするのか悩みながらアタックしていた部分があって。その結果、FWの人数が足りなくなったりしてターンオーバーされていた。なので後半は順目に走る、外側まで使うという意思統一をして臨みました。しっかりした形をつくれば、ああやっていいアタックができるんです。ヤマハのような相手とやるときには、攻撃的にいかないとどんどん点差をつけられてしまうので。
(個人としては)タックルミスが多かった。切り替えてアタックでは頑張れたとは思うんですが、今年のチームはディフェンスから試合をつくっているので、そちらでも貢献できるようにしたいです。
とにかく、自分たちがどういうミスをするとああいう試合になるかがわかったと思う。次の試合はそれを生かしてやれれば。とにかく前半、点差をつくれればいけると思う。(神戸製鋼に対するイメージは)外国人選手が強く、キックとパスを組み合わせてバランスよくアタックしてくる。タックル成功率を上げてキーマンとなる外国人選手を抑えられれば。アタックはいいと思うので。

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