Black Rams - RICOH RUGBY FOOTBALL TEAM -

トップリーグ 2015-2016 順位決定トーナメント vsコカ・コーラレッドスパークス戦レポート

2016.01.28

コカ・コーラの激しいアタック。リコーは我慢の末に訪れたチャンスを生かす

2015-2016シーズンのトップリーグ最終戦は、13位を懸けたコカ・コーラレッドスパークスとの対戦。昨シーズンは2度対戦があり53−5、38−22で連勝している。しかし前節のコカ・コーラはアタック力を発揮し今シーズン最多の39得点を記録。調子を上げてきており、厳しい試合が予想された。前節のNEC戦で初勝利を挙げたリコーは、好プレーを見せたNO.8赤堀龍秀、CTBアマナキ ロトアヘア、WTB松本悠介らがこの試合でも先発メンバーに名を連ねた。

寒波が到来、降雪も心配された駒沢陸上競技場。冷たい風は吹いたが、雨や雪はわずかにちらつく程度でキックオフを迎えた。天候に恵まれたシーズンだった。

SOバーナード フォーリーのキックオフで試合開始。試合の入りは互いにキックでエリアを獲りにいく。ハーフウェイライン付近のラインアウトでコカ・コーラがノットストレート。(3分)

リコーはマイボールスクラムをキープして左中間から右へ展開。中央をCTBピータースダニエルが突く。ポイントをつくると順目に出し、CTBアマナキが右中間を突く。ゲインを果たすが孤立しノットリリースザボール。PKを蹴り出したコカ・コーラが、ゴール前ラインアウトのチャンスをつかむ。

左サイドのラインアウトからモール。リコーはこれに対応しうまくディフェンスする。ラックに移行するとコカ・コーラは左中間でピックアンドゴーを繰り返す。リコーはディフェンスするがかなりのプレッシャーを受ける。コカ・コーラはすかさず右サイドに大きく展開。リコーは対応できず、タッチライン際を抜けた15番が右隅にトライ。角度のあるCGも決まり0−7。(8分)コカ・コーラが教科書のような攻撃で先制。

コカ・コーラがさらに攻める。キックを使ってリコー陣内に侵入。ラインアウトからアタック。左サイドから右サイドへボールを運ぶと、22mライン付近から、ディフェンスラインの裏にゴロキックを蹴る。

コカ・コーラのBKがチェイス。獲ればトライという場面だったが、ゴールライン目前で弾いてノックオン。これをWTB渡邊昌紀が拾い、コカ・コーラディフェンスに突入。エリアを少し戻すと、SOフォーリーのキックで22mラインの外へ。

コカ・コーラはラインアウトから再度アタックするが、リコーがターンオーバーに成功。SOフォーリーのキックでハーフウェイライン付近まで押し戻す。

コカ・コーラがもう一度ラインアウトからアタック。展開し中央を攻める。リコーはここでハンドのペナルティ。またもPKでゴール前に攻め込まれる。

コカ・コーラは左サイドゴール前ラインアウトからモールで攻め、その後ラックをつくると左中間を攻める。守るリコーにオーバーザトップ。苦しい時間が続く。(15分)

スクラムを選択したコカ・コーラは、8番が持ち出し中央を突く。リコーは必死のディフェンス。FWで激しく攻めたコカ・コーラは展開。リコーは今度は対応する。ランナーを捕まえ、タッチライン際でラックにしてボールを奪いかける。コカ・コーラはアタックを継続したがノックオン。(19分)NO.8赤堀が出血。一時交替でカウヘンガ 桜エモシが入る。

リコーは自陣左中間22mライン付近のスクラムから展開。SOフォーリーがキックを敵陣に蹴り込む。コカ・コーラが高く蹴り返すとリコーに入り、自陣10mライン付近からアタック。一時交替で入ったカウヘンガが突進を見せ、ディフェンスにプレッシャーをかけていく。さらにCTBアマナキもギャップを突き、リコーがコカ・コーラディフェンスをかき乱す。

そして中央にできたギャップにSH山本昌太が仕掛け、前方のスペースに抜け出す。22mライン付近までゲインすると、良いスピードで左をフォローしたHO芳野寛にパスすると走りきって中央にトライ。

芳野がボールを高く投げ喜びを爆発させると、大学時代からのチームメイトで同期の山本らが駆け寄りこれを称える。CGも成功し7−7。苦しい時間を耐え、ワンチャンスを生かしたリコーが同点に追いついた。(21分)

トライを経てリコーに流れが傾く。ハーフウェイライン付近の攻防でコカ・コーラにオフサイド。PKでリコーがゴール前に進出。しかしラインアウトから展開を図ったところでノックオン。ここで赤堀が戻る。(24分)

スクラムからタッチキックを蹴られ、リコーの自陣ラインアウトに。これをキープしハイパントを上げる。ボールはコカ・コーラに入ったが、SH山本、FL武者大輔らが前に出て止めていく。前進できないコカ・コーラにミスが出てノックオン。

敵陣右中間10mライン付近でスクラムを得たリコーは展開。左サイドをCTBアマナキが突く。寄せてきた相手を2度、3度と振り払いゴールラインに迫る。ラックから中央に展開するがノックオン。(27分)

蹴り合いを経て、WTB松本が短く蹴りライン裏に落とすと自らチェイス。ボールはコカ・コーラに入り、カウンターアタックの形に。しかしリコーはしっかり守り反則を奪う。その後も互いにチャンスをつくるもスコアにはつながらなかった。

前半も終わりが近づき、コカ・コーラが自陣のスクラムから出し、大きく蹴り込んだキックをFB星野将利が処理にいくがスリップ。チェイスに来た選手が迫ると、すかさず立ち上がりタッチキックで逃れる。(35分)

リコー陣内左サイド22m付近のラインアウトから、コカ・コーラはモールを組む。この日モールディフェンスに成功していたリコーは前進を阻み、モールは中央に向かって流れる。ほどなくラックになり展開するも、リコーがボールを奪取。タッチキックを蹴るが距離が出ず、22mラインの内側で再度コカ・コーラのラインアウトに。

またもモール。リコーはこれを正面から押し返していく。歓声が沸く中、10mラインが近づくとコカ・コーラはボールを出しモールの脇を突くが、リコーが捕まえボールを奪う。

右サイドからすかさず展開。左にボールを運びラインブレイクを狙うと、守るコカ・コーラにノットロールアウェイ。

PKを蹴り出し自陣10mライン付近までエリアを取り戻す。ラインアウトからアタック。ホーンが鳴るが、リコーはアタックを続行。右サイドをWTB松本、PR辻井健太らが突く。SOフォーリーが左へ展開。CTBアマナキにつなぐと、左中間ハーフウェイライン付近でブレイクに成功し一気にゲイン。22mライン付近で外をフォローしたWTB渡邊につなぐと左隅にトライ。CGは右のポストに当たってはずれたが、12−7とリコーが勝ち越して前半が終了。序盤は苦しい時間もあったが、スコアすることで流れを引き戻してみせた。

フォーリーの仕掛けから2トライ。追い上げに耐えて今季2勝目

リコーとしてはしっかり守りたい後半の入り。しかしキックオフボールがコカ・コーラに入りいきなりの猛攻を受ける。ワイドにボールを動かすコカ・コーラに対し、リコーはディフェンスに追われる。左中間20m付近のラックサイドを抜けた5番がトライ。CGははずれたが12−12。(2分)

再開のキック。リコーもレシーバーにプレッシャーをかけていく。さらにランナーにタックルを仕掛けるがノットロールアウェイ。焦りからか規律が乱れる。

ハーフウェイライン付近のラインアウトをコカ・コーラがキープ、キックを蹴るとSH山本が反応しチャージ。ボールはタッチを割ったが少し押し戻すことに成功。

コカ・コーラが右サイドから展開し左サイドを突きキック。ダイレクトタッチになるが、コカ・コーラはラインアウトを奪ってさらにアタックに移る。しかしノックオン。

コカ・コーラ陣内左中間10mのスクラムから、NO.8赤堀、SH山本、CTBアマナキとつないでオープンサイドを攻める。オフサイドのアドバンテージが出ると、逆のサイドに展開。SOフォーリー、CTBピータース、フォーリーがもう一度もらってFB星野につなぐアタック。BKが力と技で攻める。(6分)

プレーが止まりリコーのPKに。ショットを選択したリコーは、右中間40mの位置からのPGをフォーリーが決め15−12と勝ち越す。(9分)

試合再開。コカ・コーラのアタックは勢いが衰えない。リコーも必死に止めに行くが、接点で前に出られフェイズを重ねるごとに前進を許す。しかしゴール前で我慢して守り、オーバーザトップの反則を獲る。PKで自陣を脱した。PR柴田和宏を大川創太郎に、LO馬渕武史をカウヘンガに入替。(12分)

リコーはラインアウトでまたもミス。ボールはコカ・コーラに入り、再度ディフェンスの局面に。ファーストタックルで止められず、前に出られ、自陣へ押し戻されまたたく間にゴール前へ。

守るリコーにノットロールアウェイ。コカ・コーラはスクラムを選択。左中間ゴール前で押していく。狭いサイドを突くがノックオン。リコースクラムになると、SOフォーリーが中央のスペースへ運びゲイン。さらにCTBアマナキにつなぎ中央を突くと、コカ・コーラにオーバーザトップ。

リコーは相手にアタックで前進を許すが、ゴールライン間際で我慢しペナルティを奪って押し戻す展開が続く。HO芳野をマウジョシュアに入替。(15分)

コカ・コーラ陣内22mライン間近のラインアウト。リコーは最も手前の選手にスローし、HOマウに戻すプレーを選択。しかしこれが決まらずこぼれたボールがタッチを割る。

互いにターンオーバーが相次ぎ、タッチライン際をコカ・コーラ23番がゲインするが孤立しボールをこぼす。リコーはこれを奪うとFLロトアヘアポヒヴァ大和、LOカウヘンガが突進を見せ、コカ・コーラディフェンスを割っていく。

この果敢なアタックで生まれたギャップをSOフォーリーは見逃さない。ラックから出したボールを受けると、鋭く右中間を抜け、インゴール中央へ。CGも成功し22−12。FW、BKが一体となった攻撃でリコーが貴重な追加点を奪った。(19分)

リコーはここからコカ・コーラのアタックを、ゴール前のディフェンスで2度阻むと再びチャンスがやってくる。左サイドハーフウェイライン付近のラインアウトから、WTB渡邊につないで攻めるとコカ・コーラがハイタックルの反則。PKでゴール前へ。PR辻井を藤原丈宏に入替。(25分)

左サイドのラインアウトからモールを組む。じりじりと押すとそのサイドにFLポヒヴァ大和が飛び出してブレイクを狙う。右中間にギャップが生まれると、ここもSOフォーリーが抜けてみせる。そして大外に走り込んだWTB松本にパス。松本は手を伸ばし、体勢を崩しながらもキャッチ。そのままの勢いでインゴールに飛び込み右隅にトライ。CGははずれたが27−12。(27分)点差は2トライ2ゴールでも届かない15点に広がった。リコーはSH山本を神尾卓志に入替。試合を確実に締めにいく。(31分)

しかしリコー陣内10m付近のスクラムから展開、突破に成功したコカ・コーラがゴール前へ。ラックからFWで攻め4番が中央にトライ。CGも成功し27−19。(34分)

リコーは自陣でボールをターンオーバー。確実にキープし残り時間を意識しながらゲインを図っていったが、レフェリーの手が上がりノットリリースザボール。左中間、ゴールまで40m強の位置からコカ・コーラはショットを選択。PGで5点差にして、残り3分のアタックでトライとゴールを奪い逆転というシナリオに懸けた。

PGは成功。再びクロスゲームとなり、スタンドが沸く。リコーは再開のキックを深く蹴り込み、前に出てディフェンス。22m ライン付近での攻防となる。

最後の我慢比べに勝ったのはリコー。コカ・コーラにノックオンが出てスクラムに。ホーンが鳴る中、これを確実にキープ、タッチラインの外へボールを蹴り出してノーサイド。

強いアタックを受け苦しい時間も長くあったが、ポイントポイントでのスコアが効き、試合の主導権を握り続けた。マンオブザマッチには、試合をマネジメントしトライにも直接関わったSOフォーリーが前節に続いて選ばれた。

この勝利で今シーズンの通算成績を2勝8敗としたリコーは、トップリーグ13位が決定。埼玉・県営熊谷ラグビー場にて1月30日(土)14時5分キックオフの大阪府警察とのトップリーグ入替戦でシーズンを締めくくる。

「苦しかったのはラスト10分。でも、PG後も、守りに入らず自分たちのラグビーを続けようと話した」(FL武者大輔)

神鳥裕之監督

本日はどうもありがとうございました。トップリーグの最終戦ということもあり、入替戦が決まっている状況の中で、1つでも勝って順位を上げて入替戦をむかえようという気持ちで試合に臨みました。結果は勝利ということで満足しているんですけれども、試合中コーラさんのプレッシャーを感じましたし、後半セーフティリードをつくった中で、すぐに追い上げられた部分であったりは、しっかり修正をしたい。最後まで気を抜かず準備をして、来シーズンもトップリーグで戦えるような、そういった試合をしたいと思います。
(入替戦に向けた具体的な修正ポイントは)ディフェンスで少し受けに回るシチュエーションが多かったので、もう少しアグレッシブに、ラインスピードを上げたり、1人目のタックルの精度を上げるといった、私たちがシーズンを通してディフェンスにおいてターゲットとしていたことを、実行できるように準備していきたいと思っています。
(先週今シーズン初めて勝利を挙げたが、良い意味での影響はあったか?)両方出たところがあったと思います。1つ勝ったことによって、ようやく自信というか、勝つイメージが持てたと思うのですが、一方で今週も勝てるだろうというような雰囲気もゲームの途中で見えたこともありましたので、そういう意味でメンタル的に良い面悪い面両方あったと思う。結果的にバーナード(フォーリー)中心に逃げ切ることができたことには満足しています。
(SOバーナード フォーリー選手のパフォーマンスについて)非常にフィットしてきたと感じています。あれほどのキャリアのある選手ですので、合流した当初からトレーニングではいいパフォーマンスを発揮してくれていたのですが、今シーズン最後の試合ではありますが、非常にチームにフィットしてきて、高いレベルのパフォーマンスをしてくれている。非常に満足しています。【以上共同記者会見にて】


(ディフェンスで受けに回った)もうちょっとラインスピードを上げようと試合前から言っていたんですけどね。コカ・コーラがアタッキングラグビーのチームでボールを持たせると勢いが出てくるのはわかっていたので。前半から後半の頭まで、アタックさせる時間をつくってしまったのはしんどくなった原因。アタックが素晴らしい一方で、ボールキープしてアタックすればチャンスはあると思っていました。80分を通してそのタイミングをつくれればよかったんですが、それができなかった。
(それでもゴール前で粘り、簡単にはトライを与えないという思いは見えた)シーズンを通して課題だったモールディフェンスがしっかり機能したというのはまず1つよかった。それに確かにラインスピードが上がらない中で、フェイズを重ねられても我慢強く守れたという点は、シーズン最後になってパフォーマンスが少し上がったかなというところですね。
(CTBアマナキ ロトアヘアが今日も好調)乗っていますね。ラインブレイク、タックルブレイク、ここはかなり期待ができるので、そこで前に行けると次のFWの動きが楽になり、シェイプがつくれる。今かなりはまっていますよね。あいつのアタックが。ただ、来週は7人制代表のメンバーに入っているのでリリースすることになります。
(後半はロトアヘアポヒヴァ大和らFWの前に出る力が、フォーリーを生かす形に)ポヒヴァは少し元気のない時期もありましたが、ここにきて持っている能力を出せるようになった。フォーリーは周りを生かしたり、うまくスペースを突いたり、引き出しのある選手。周りの選手のレベルが引き上がってこないと、生きない部分もある。アマナキだったり、FWのメンバーがしっかりゲームを理解して前に出れるようなシチュエーションが出てくれば、フォーリーの持っている能力はチームに大きくプラスに働くようになると思います。
(4つめのトライも、フォーリーのパスにWTB松本悠介がよく追いついた)よく取ってくれました。彼の強みはディフェンスですが、前節のNEC戦でもよいパフォーマンスを見せてくれました。声を出して周りを動かすようなこともしっかりできる。終盤に来て成長してくれた選手。まだ2年目の選手ですし伸びしろがありますので、こういう1つのプレーをきっかけに自信につなげていってほしい。
(安定性を欠いたラインアウトなどを除けば、攻撃はイメージしていたものに近い?)前半終わってハーフタイムに指示したのですが、シェイプをつくるスピード、次のセットをつくるスピードが少し遅くて。改善を図ろうとはしました。それでも今シーズンの中では悪いほうではなかったと思います。
セットプレーはこの試合だけで評価するのは難しいのですが、良くなかったですね。コールリーダーの生沼(知裕)と話しながら振り返り、整理したいです。
(最後、CTBティム ナナイウィリアムズ、SO徳永亮を入れかけた)8点差の状態で、アタックに強みのある2人を入れてとどめを刺しにいきたかったんですが、5点差になってしまったので。オリジナルのメンバーで我慢させたほうがいいだろうと判断しました。またチャンスをつくってやりたいと思います。
(レギュラーシーズンはこれで終わりだが)タフなシーズンで、悩みながら、苦しみながら戦った1年。ただ楽観的かもしれませんが、トップリーグを経験できなかった選手が経験を積めたシーズンだったともいえる。今日であればHO芳野(寛)、豊田自動織機戦ではCTB木上(鴻佑)などが出ました。昨シーズンまではなかなか出番のなかったLO生沼であったりとか、ベテランもチームの中心となって戦ってくれました。もちろん安定した戦いをするには限られたメンバーで戦うのが理想だとは思いますが、たくさんのメンバーがトップリーグを経験できたことは、今後に生きる面もあると思います。
ただ、まだ終わっていないので、入替戦も気を引き締めて戦います。

FL武者大輔ゲームキャプテン

どうしても勝たなければいけないという意識のもと、チームを引っ張っていきました。内容に課題はあったんですけども、しっかり勝って入替戦に臨めるということは良かったと思います。入替戦ではしっかりしたリコーのラグビーをして、トップリーグに残りたいと思います。
(先週今シーズン初めて勝利を挙げたが、良い意味での影響はあったか?)しっかり点差を広げたところで、もっと相手に得点をさせずに勝利したいというところはあったんですけど、自分たちの心の隙というものを突かれて、コーラにアタックさせてしまったことが最終的な点差(僅差)につながったと思います。自分たちのラグビーをやりきることが大事なので、それをメンバーにも伝えていきたいと思います。
(自分たちのラグビーとして具体的に目指したいのは?)苦しい場面を乗り切って、ピンチからチャンスに切り替わる場面でのミスが多くて、なかなかピンチを脱することができなかった。しっかりボールキープをして、アタックを継続して、最終的に得点するというラグビーをしたかったんですが、そこがうまくいっていなかったので、改善したい。
(SOバーナード フォーリー選手のパフォーマンスについて)なかなか、フォーリーを生かすことができなかったんですけど、CTBにアマナキ ロトアヘアが加わったこともあって、フォーリーだけに目がいくわけではなくなったのでやりやすくなったんじゃないかと思う。FWももっとハードワークして、サポートできればと思っています。【以上共同記者会見にて】

(粘って勝った試合)前回勝ったのでまた勝てるのではないかという気持ちが多少あったと思う。それでこの試合のために空気を切り替え、厳しくやろうというのは発信し続けました。1週間いい練習をやれたと思います。ミスはありましたがいいラグビーができていました。今日厳しい試合ながらも競り勝てたのは、その結果が出たものだと思う。
(一番苦しかった時間帯は?)ラスト10分ですね。PGを決められたときに、時間を意識して守りに入るのではなく、自分たちのラグビーを続けようと話しました。終盤はスクラムがうまくいっていなかったので最後のスクラムも怖かったんですが、なんとかキープできたのでよかった。

HO芳野寛

(一度勝って、達成感を得て、もう一度エンジンをかける感じはあった?)いい形で終われたので、いつも通りいこうという感じで今日のコーラ戦に持ってこれたと思います。(SH山本が抜けたのによく付いていった)持っていくかなと思ったのはありました。トップリーグ初先発。初トライということもあり嬉しかったです。ただスクラムはよかったんですが、ラインアウトで相手が張っているところに放ってしまったという反省点はあります。でもラインアウトは修正できるので。

LO生沼知裕

ほっとしています。前節のNEC戦で1勝しましたが、向こうのミスで勝たせてもらったゲームでもあったと思います。それだけだと偶然勝ったという感覚で終わりかねなかった。うちのやりたいラグビーでこの試合に勝って、締めくくろうという気持ちで今日の試合に臨んでいたんで。すべてうまくいったわけではないですが、勝って次に進めるのでほっとしています。
(今シーズン途中にレギュラーを獲った)僕に求められているところって、セットプレー、ラインアウトだったりの安定感。経験値だと思います。うちのチームは球を動かすチームですし、起点となるセットプレーがよければ好きなアタックができる。逆に相手のラインアウトをつぶすのも大事。そういう自分に求められることははっきりしたシーズンだったと思います。今日の試合も、NECの試合も、そこで貢献できなかったという悔しさはありますが。あと1試合、来シーズンにつなげるためにも、相手がどこでも自分たちのラグビーをやっていい終わり方をしたいと思います。

CTBアマナキ ロトアヘア

(この2試合、いい働きを見せられているのでは?)苦しい試合が続いていたけれど、自分が入ることで何かを変えたいと思ってリコーのためにプレーしました。結果につながってよかった。(最も意識している自分の役割は?)ラインブレイクです。(それはできている?)80パーセントくらいかな。残り20パーセントは、スペースにもっと走らないといけないと思っています。

WTB松本悠介

(フォーリーのパス、うまく対応して取った)フォーリーは周りが見えている。視野の広さを生かし、パスはもちろん自分でも仕掛けるので、バックスリーとしてはできる限りそれについていきたいと思っています。トライできたのは大きい。(ディフェンスでも高い評価の声があるが)それは意識しています。できているところとできていないところがあったんですが、いい形で終われたので良かったと思います。次の試合は絶対に負けちゃいけない試合ですが、こっちのやりたいことを全てやって勝ちたいと思います。

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