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レポート

2013-2014 トップリーグ 2ndステージ第7節 対 クボタスピアーズ

果敢なアタック続け、アンラッキーを前半のうちに帳消しに

 2ndステージ第6節の勝利で、グループB4位を維持したリコー。状況的には最終節クボタスピアーズ戦に勝利すればグループ4位以内が決定する。

 豊田自動織機戦で取り戻した接点での激しさは、リコーのアタックを一変させていた。精度を上げるための準備を続けることが勝利への最短ルートだという確信は、チームに集中力と一体感をもたらしていた。


 久々の秩父宮ラグビー場でのホームゲームは、リコーが攻勢を見せて始まる。

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 クボタのキックオフを確保し蹴り返す。ハーフウェイライン付近のラインアウトをいきなり奪うと、NO.8マイケル ブロードハーストが右サイドを突いてアタック開始。フォワードとバックスが一体となったアタックを見せ、2分ほどフェイズを重ねる。惜しくもノットリリースザボールを獲られたがテンポのよい攻撃は、前節同様の勢いがあった。

 さらに6分、自陣から相手の反則に乗じて前進。クボタ陣内10mライン付近左サイドのラインアウトを得る。

 これをキープしSH山本昌太にボールを渡すと、山本がギャップ見出しこれを抜けて左中間をゲイン。フォローしたLOロトアヘア ポヒヴァ大和、NO.8ブロードハーストとつなぎ左中間ゴール前までボールを運ぶ。素早くボールを出し右に展開。正面からインゴール右隅へCTBタマティ エリソンが転がす。WTB渡邊昌紀、FB星野将利が押さえにいくが、クボタ11番がわずかに早くセービングする。

 いいアタックを見せるがスコアできずにいたリコーは、クボタ12番のコントロールされたキックでゴール前にボールを運ばれる。ラインアウトからモール、さらにSH山本がハイパントを蹴って攻め上がろうとするが飛び出しがはやく、オフサイドを犯す。

 10分、クボタは正面やや右の位置でショットを選択しペナルティゴール成功。0−3と先制する。

 クボタはキックオフからのリコーのアタックをしのぐと攻勢。キックを交えリコー陣内に攻め込むと14分、ギャップを突いた8番の中央突破などでゴール前へ。リコーはFB星野らのタックルでこれを止め、さらに冷静にランナーを押し出してラインアウトにする。確実にキープするとキックを使ってボールを押し戻した。

 だが、リコーは自陣浅めで得たマイボールスクラムで反則。さらにクボタの速攻に対しオフサイド。18分、正面40m弱のペナルティゴールを確実に決めたクボタが0−6とする。

 直後リコーは相手のハイパントをCTB小松大祐が獲得。これを起点に攻め込みチャンスをつくる。22mライン手前まで進み、SO河野好光がディフェンスライン裏にキック転がすがこれは処理された。

 ここから蹴り合いを経てクボタがアタックを見せ、リコーにホールディングの反則。再び自陣へ押し戻される。だが、ディフェンスの安定感は保たれ、ラックで果敢にボールを奪いにいったFL武者大輔に抗った相手選手が倒れ込みの反則。リコーはペナルティキックで前進。すぐにクボタ陣内に攻め込んだ。

 26分よりリコーがボールキープして激しいアタック。SO河野のラインブレイクでゴール前に進むと、フォワードが次々と突進。CTBエリソンも狭いギャップに身体をねじ込みゲインを狙う。

 ラックでこぼれたボールを蹴られ、ボールは一度自陣に戻されたが、FB星野ら戻った選手がつくったラックで激しくディフェンスしボールキープ。すぐさま攻撃再開。

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 CTB小松のビッグゲインで再びクボタ陣内へ。PR長江有祐の鋭いアタック、HO滝澤佳之の献身的なサポートなどで再びゴール前にボールを運び29分、正面のラックから左へ出す。CTBエリソン、FB星野を経てCTB小松に渡り左中間からインゴールへ。しかし正面に回り込もうとしたところでボールがこぼれトライならず。猛攻を見せるもスコアできず、スタンドのリコーファンから溜息が漏れる。

 30分、クボタボールの5mスクラムでリコーにアーリーエンゲージ。フリーキックでエリアを戻される。

 リコーはラインアウトからモールでプッシュ。リコーコールが響く中、もう一度22mライン付近まで攻め込むと展開。SO河野からの長いパスを受けたFB星野が右サイドを突きゲイン、相手を引きつけWTB渡邊へパス。これスローフォワードで再びクボタスクラムに。

 何度も阻まれるリコーだが、あきらめず攻め込む。34分、自陣からWTB長谷川元氣のゲインで攻め込むと右サイドをNO.8ブロードハーストが突破しゴール前へ。HO滝澤がサポート、ラックでこぼれたボールをFL馬渕武史が反応よくセーブしボールを渡さない。

 ラックに寄り、SO河野が出したボールを受けたCTB小松がミスマッチに仕掛け突破。35分、右中間からインゴールへ入りポスト右にトライ。攻め続け、獲るべき選手が獲ったリコーが7−6と逆転する。

 リコーはその後も攻め続け、勢いに乗ったまま前半を終えた。


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