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レポート

2013-2014 トップリーグ 2ndステージ第6節 対 豊田自動織機シャトルズ

ブレイクダウンで勝利、前半を3トライ&無失点で折り返す

 2013-2014シーズンのトップリーグも残るところ2戦となった。リコーはここまで12試合を戦い3勝8敗1分。厳しい結果とも言えるが、8敗のうち4試合が5点差以内の接戦。選手たちの奮闘が結果に表れていないのも事実である。

 ただ、このわずかな差にこそ課題があると考え、チームはハードワークを続けてきた。それは「今のリコーは先を見て戦えるチームではない」「一戦一戦、がむしゃらになって戦うだけ」というキャプテンの小松大祐の言葉からもわかる。

 2ndステージ・グループBで2勝3敗のリコーは、残り2試合を連勝すれば自力で4位以内を確定できる状況にあった。だが、多くのメンバーの頭の中から星勘定は消えていた。


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 試合はリコーのキックオフで開始。キッカーは先発に復帰したSO河野好光。ボールが左中間深めに蹴り込まれると、そこから3分間にわたり攻防が続いた。

 リコーは自陣のディフェンスでLOカウヘンガ桜エモシがボールを奪い、SO河野がギャップを狙ってアタック。ボールがこぼれ、ハーフウェイライン付近の豊田自動織機のスクラムに。ここで初めて試合が止まる。

 このスクラムでリコーがコラプシング。豊田自動織機は速攻を仕掛け前進、22mラインまで進む。だがLOカウヘンガがラックでまたも会心のターンオーバー。SO河野が敵陣深くへボールを蹴り込む。蹴り返しをFB星野将利がタッチに蹴り出し危険を回避する。

 ハーフウェイライン付近から豊田自動織機のラインアウト。これがオーバーし一番奥で構えていたFL武者大輔がキャッチして突破。キレのよいアタックに対し豊田自動織機がオフサイド。アドバンテージを得ると、SO河野がライン裏へゴロキック、チャレンジを見せる。

 試合が止まると、ボールを戻しリコーはペナルティキックをタッチに蹴り出し、ゴール前ラインアウトからモールで押し前進。

 ゴールライン際でラックをつくると、フォワードで荒々しく攻める。8分、NO.8マイケル ブロードハーストがトライを奪う。コンバージョンゴールも成功しリコーが7−0と先制する。

 直後にリコーはペナルティを犯し、キックを蹴られゴール前ラインアウトのピンチを迎える。しかし22mラインの内側でディフェンスに集中。ボールを奪いキックを蹴り出してピンチを脱する。

 14分、右サイドハーフウェイライン付近のラインアウトからリコーが展開。左サイドを突くがスローフォワードで豊田自動織機のスクラムに。このスクラムでペナルティを獲ったリコーはキックを蹴り出してゴール前ラインアウトにする。

 ここからリコーは繰り返しアタックを見せ敵陣でプレーを続けるが、ハンドリングミスなども出てスコアにつながらない。28分に負傷したFL武者に替わり柳川大樹。

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 流れを失いそうな展開が続いたが、29分にリコーは敵陣22mライン手前右中間でスクラムを得る。

 このスクラムの左脇のギャップをSH山本昌太が抜けてゲイン。パスを受けたCTBタマティ エリソンが中央でアタック。ポイントをつくると、左へ出しLOロトアヘアポヒヴァ大和が左中間を縦に突く。背後からエリソンがサポートに入り押し込む。優勢なラックをつくったが、ボールが動かなくなり5mスクラムで再開。

 32分、スクラムからSH山本、SO河野、WTB長谷川元氣と左につないで突破し左隅に飛び込んでトライ。コンバージョンははずれたがリコーが12−0と点差を広げた。

 さらに再開後の36分、ハーフウェイライン付近からSH山本がハイパントを上げ、これを確保し攻める。FB星野が中央を突破し右に展開。FL柳川が右隅にトライを決める。コンバージョンははずれたが17−0。

 最終盤、キックオフボールの争奪でリコーにペナルティ。ゴール前ラインアウトのピンチを迎えたが、集中力を切らさず守りきってホーンを迎える。リコーはここ数試合うまく戦えていなかった前半をリードして終えた。


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