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レポート

2013-2014 トップリーグ 1stステージ第7節 対 パナソニックワイルドナイツ

2ndステージに向けた光明を見いだすべく、敵地に乗り込んだリコー

 雨中のクボタ戦から中5日のインターバルで迎える1stステージ最終戦は、パナソニックワイルドナイツとのゲーム。ホームグラウンドである太田市運動公園陸上競技場では、パナソニックは非常に強く21連勝中という強敵だ。

 だがリコーにとっては、2ndステージでの巻き返しの起点として、何かをつかまなければいけないゲーム。心配された台風も、試合開始時刻には通過。雲の間から日の光も差す空の下、試合が始まった。


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 前半のキックオフはパナソニック。開始早々相手のキックをNO.8マイケル ブロードハーストがチャージ。リコーはパナソニックのアタックを食い止め、ハーフウェイライン付近のラインアウトを得る。

 左サイドからラインアウトを展開。右サイドでSO徳永亮がライン裏へのキックを試みるが、うまく転がらない。グラウンドにはところどころ水をよく吸った部分があり、キックでのゲインには工夫が必要であることをうかがわせた。

 リコーは再びハーフウェイライン付近でラインアウトを得るとこれをキープ。確保したボールを受けたSH山本昌太は、近いサイドのギャップを抜け左中間をゲイン。

 22mライン手前にボールを運ぶとリコーは右に展開。パスをつなぎWTBロイ キニキニラウが右サイドタッチライン際を突破する。ステップとパワーでディフェンスをかわすとそのまま右隅に飛び込んでトライ。右サイドからCTB河野好光が蹴ったコンバージョンは、惜しくも奥のポールに当たりはずれた。しかしリコーは5−0と先制に成功する。

 その後、SH山本の自陣からのキックに反応しディフェンスの網でプレッシャーをかけ、敵陣でプレーしようとするリコー。蹴り返されたボールを、この日FBに入った星野将利が確実に処理し、また蹴り返しタッチへ。

 敵陣からのラインアウト後、ラックのそばでまたキックをチャージ。チャンスになりかけたが、オフサイドが出てパナソニックにペナルティキックが与えられる。パナソニックはこれを大きく蹴り出しリコー陣内へ。

 パナソニックは22mライン内側のラインアウトから攻める。リコーは復帰戦となるFL馬渕武史らが大きな声を張り上げ、ディフェンスの統制をとり突破を許さない。タックルもよく決まり、パナソニックを釘付けにする。

 だがここでもオフサイド。12分、パナソニックは正面やや左22mライン付近からペナルティゴールを決めて5−3とした。

 15分、リコーは中盤のラインアウトから中央を激しく攻める。ここでディフェンスするパナソニックにノットロールアウェイ。ほぼ正面ながら10mライン手前、ゴールまで距離のある位置だったが、リコーはCTB河野好光がペナルティゴールを狙う。キックティーに立てたボールが一度倒れるほどの風も吹いていたが、これに成功。8−3として序盤に入りに成功した。

 リコーは20分過ぎに、リコー陣内で突破を図った相手10番がノックオン。このボールを奪ったWTBキニキニラウが自陣右サイドから中央に向かって大きなストライドで走る。一気に22mラインの内側へ攻め込みポイントをつくると、パスを回し右サイドに展開。トライのチャンスにスタンドが沸いたが、パナソニックの激しいディフェンスに遭いリコーにオーバーザトップ。ボールを失った。

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 ペナルティキックでゲインしたパナソニックは、リコー陣内中盤左サイドのラインアウトから展開。8番の突破でポイントをつくると右サイドを攻め、13番がライン裏にゴロキック。23分、これに反応した14番が快足を飛ばしインゴールで押さえトライ。コンバージョンははずれたが8−8と同点に追いついた。

 その後は一進一退、ターンオーバーを繰り返し互いに攻めたがトライは生まれず。

 しかし前半終了間際の36分、パナソニックはリコー陣内のスクラムから、ボールをつないで粘り強く攻める。リコーもよく守ったが13番がついに突破しポスト右にトライ。コンバージョンも成功しパナソニックが8−15と勝ち越した。

 39分、直後のキックオフボールをめぐる密集で、パナソニックがオーバーザトップ。正面やや左、40m以上の距離があったが、CTB河野がペナルティゴールを成功させ11−15。リコーが点差を詰めたところで前半は終了した。


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