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レポート

2013-2014 トップリーグ 1stステージ第4節 対 東芝ブレイブルーパス

プールB首位の東芝に、リコーが挑んだ真っ向勝負

 2週間のインターバルを挟み迎えたトップリーグ第4節。全7試合の1stステージはこの試合で折り返す。相手の東芝ブレイブルーパスは、接戦をものにする勝負強さで混戦のプールBの首位をキープ。リコーは昨シーズントップリーグでは初の勝利を挙げたが、強力なフィジカルを備える東芝に勝利するには、今シーズンもすべてを出し切ることが前提となる。

 スターティングメンバーには、インターバル中の9月21日(土)に行われたヤマハ発動機ジュビロとのオープン戦でコンディションの良さをアピールしたコリン ボークと、マイケル ブロードハーストのフォワード2人の名が並んだ。東芝フォワードに真っ向から立ち向かう。それがリコーが選んだ戦い方だった。


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 試合開始直後、リコーがチャンスをつくる。CTB河野好光の自陣からの仕掛けを起点にアタックを継続。ボールを回し敵陣に入っていく。

 左サイドを突いたLOカウヘンガ桜エモシが押し出されボールはタッチを割ったが、クイックスローで再開した東芝のキックを拾ったWTB星野将利がカウンターアタック。ボールを浮かせたキックでライン裏に転がすと、加速し自らボールを確保。右中間ゴールラインまで数十センチに迫りラックをつくる。

 リコーはオープンサイドに展開。だが鋭く飛び出した14番にパスをインターセプトされ、一気に自陣にボールを運ばれる。SO徳永亮が必死で戻り捕まえると、CTB山藤史也のタックルでボールキャリアを倒しノックオン。ここはなんとか守りきった。

 次のチャンスもリコーに訪れる。敵陣浅めのラインアウトから縦に突いていくと東芝にオフサイド。アドバンテージが出るとリコーは果敢に攻め、左中間でCTB河野がゴロキックを蹴るが相手にボールが渡り試合が止まる。7分、リコーは正面やや左約30mのペナルティゴールを狙うがこれははずれ、先制ならず。

 その直後、自陣からランでゲインを狙ったNO.8コリン ボークが負傷するアクシデント。治療が行われる中、リコーは敵陣右サイド22m付近のラインアウトからアタックを仕掛けワイドに展開。フェイズを重ねていくが、東芝のディフェンスは厚く、こぼれたボールがタッチを割る。

 NO.8ボークは一度はプレーに加わろうとしたが、11分に生沼知裕と交代。生沼がLOに入り、ロトアヘア・ポヒヴァ大和がFLへ。マイケル ブロードハーストがNO.8に入った。

 15分過ぎまで、リコーはボールキープに成功。よくプレッシャーをかけていたが、右サイドを破ろうとFB高平拓弥が出した鋭いパスがFL川上力也に通らずタッチを割る。

 ボールを得た東芝がラインアウトからアタック。リコーが自陣でホールディングの反則を犯すと、タッチキックでゴール前ラインアウトのチャンスをつくった。

 17分、東芝は左中間を得意のモールで押す。リコーも勢いを食い止めラックに移行させたが、相手9番がパスダミーを入れ、自らラックサイドを鋭く抜けるとインゴールに持ち込んでトライ。コンバージョンも成功し0−7と東芝が先制した。

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 ワンチャンスを生かされ失点したリコーだったが、その後もボールをキープしていく。23分に敵陣左中間のスクラムでコラプシングを誘い、35m付近からPGに成功。3−7とする。

 このゴールの後リコーは自陣に攻め込まれ、ディフェンスでオフサイド。再びタッチキックでゴール前ラインアウトを与えピンチを迎える。リコーがモールを押しとどめると、東芝はラックから展開する。このアタックにリコーは集中して対応。相手のオーバーザトップを誘って危機を脱した。

 しかし、エリアを押し戻し迎えたラインアウトでボールを奪われ、リコーは再びアタックを浴びる。さらにラックでオブストラクションを犯し、三たびタッチキックを蹴られゴール前ラインアウトに。

 29分、左中間をモールで押されインゴールに持ち込んだ7番がトライ。コンバージョンも成功し3−14と点差が広がる。東芝が本来のフィジカルを見せ始めた。

 前半残り10分となり、リコーはWTB星野の突破などで右サイドに攻め込んだ。33分にゴール前ラインアウトのチャンスを迎えたが、ノットストレートでボールを失う惜しいミス。さらに押し戻されてのラインアウトでも反則を犯し、ゴール前にボールを運ばれる。

 だが、安定を保ったディフェンスでリコーはこの場面をしのぐ。前半終了間際にアタックを仕掛けると、ゴール正面約45mの位置で東芝がオフサイドの反則。直前のプレーで痛んだFB高平に替わってCTB河野がペナルティゴールを狙って成功。リコーは6−14として試合を折り返した。


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