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レポート

2013-2014 トップリーグ 1stステージ第3節 対 キヤノンイーグルス

大観衆が見守るホームゲーム。ディフェンスで勝負したリコーが初勝利

 第1節が同点、第2節が1点差。2試合続けて接戦を戦い抜いたリコーが迎えた第3節の相手はキヤノンイーグルス。東芝ブレイブルーパス、パナソニックワイルドナイツとこちらも接戦を演じ、1stステージプールBの台風の目となっている相手だ。

 金曜のナイトゲームに訪れた両チームのファンは約10,000人。残暑の秩父宮ラグビー場は、観衆の熱気でいっそう熱を帯びた。


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 リコーのキックオフで試合が始まる。蹴り返しがタッチを割り、敵陣のラインアウトからリコーがアタック。LOカウヘンガ桜エモシがこの日も果敢にラインに突入していく。連続攻撃を仕掛け、SO河野好光が左中間からライン裏へゴロキック。しかしこれはうまく拾えずリコーのノックオン。

 自陣右中間のスクラムから、キヤノンがアタック。勢いのあるアタックでリコー陣内に侵入すると一気にゲイン。22mラインまで達する。だがリコーも冷静にタックルしランナーのスピードを落とすと、ラインを整えてディフェンスしていく。するとキヤノンにノックオン。リコーは最初のピンチをしのいだ。リコーは自陣右中間スクラムから、キックを蹴りエリアを取り戻す。

 しかし、ハーフウェイライン付近のラインアウトでリコーにノックオン。左中間のスクラムからキヤノンがショートサイドに出しアタックを仕掛ける。リコーはCTBタマティ エリソンらが出足鋭く前に出てこれを止めると、キヤノンは右に展開。リコーはさらにディフェンスし、右サイドを狙ったランナーをタッチラインの外へ押し出した。

 ラインアウトを得るが再びミスでボールはキヤノンへ。22mライン付近の攻防が続く。しかしこれもしのいでリコーのスクラムに。

 リコーはキックでハーフウェイライン付近にボールを戻すが、回して攻めるキヤノンに対しハイタックルの反則。11分、キヤノンは左中間ハーフウェイラインを越えたあたりからペナルティゴールを狙ったがこれははずれた。

 リコーは自陣からドロップアウトで試合再開する。しかしキヤノンのハーフウェイライン付近からのアタックに今度はホールディング。14分、ほぼ同じ位置からのペナルティゴールが決まり、0−3と先制を許す。

 再開後、リコーは相手のキックミスで敵陣のスクラムを得ると、これをフォワードが力強く押しモールに移行。さらに押しオフサイドを誘うと18分、正面やや右22mライン付近からペナルティゴールを狙う。このキックがポストに当たり跳ね返る。リコーサイドにボールが入り、これを回して攻める。だが左サイドタッチラインぎりぎりのラックでキヤノンがターンオーバー。キックを蹴り込まれ、エリアを奪い返された。

 それでも22分、SO河野が自陣から蹴ったパントの落下点にWTB星野将利が走り込みタックル。ノックオンを誘い敵陣でチャンスをつくる。スクラムからアタックを仕掛けるとキヤノンにハンド。リコーはタッチキックを蹴り、ゴール前ラインアウトからトライを奪いにいく。

 しかし、ラインアウトでボールを奪われチャンスを逃す。さらに戻された場所からのラインアウトをもう一度奪われ、キヤノンに攻め込まれる。

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 だがここもディフェンスでプレッシャーをかけ、キヤノンのハンドリングミスを誘い決定的な場面をつくらせない。28分にリコーはFL森谷和博に替えて赤堀龍秀を送る。赤堀はLOに入り、ロトアヘア ポヒヴァ大和がFLへ。

 その後ボールが互いを行き来するめまぐるしい展開が続いたが36分、リコーはキヤノンの連続ペナルティを突いてゴール前ラインアウトのチャンスを迎える。しかし、やや時間をかけて投げ入れたボールはノットストレート。スクラムからのキックでエリアを戻され、さらにラインアウトで再びボールを相手に渡したが、左サイドハーフウェイライン付近でターンオーバーに成功。勢いに乗って攻め込むとキヤノンがレイトチャージ。前半終了直前の39分、正面やや左15m付近からペナルティゴールに成功。

 前半最終盤でキヤノンは再びアタックを見せたが、これをしっかり止め3−3のまま前半終了。リコーはディフェンスの安定感が光る一方で、ゴール前に攻め込んだ際のセットプレーで精度を欠いた。


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