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レポート

2013-2014 春季オープン戦 対 近鉄ライナーズ

勝負へのこだわりもって戦う ―― 春のオープン戦開幕

 2013-14シーズン最初の対外試合は、毎年の恒例の近鉄ライナーズとの定期戦。1年ごとに互いのグラウンドで開催されているが、今年はリコー総合グラウンドで試合が行われた。

「チームづくりは、トップリーグ開幕戦を目標に進めています。春のオープン戦は過程の確認。ただその中でも、1戦1戦、勝負にこだわって戦うことを求めます」。神鳥裕之新監督はオープン戦をそう位置づける。先発メンバーには、ルーキーや2年目の選手の名前も並び、チーム内の競争は昨シーズンからさらに活性化しそうな様子もうかがえた。


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 13時、梅雨入りした6月とは思えない晴れ空の下、近鉄のキックオフで試合が始まる。直後、リコーは自陣10m付近、右サイドのラインアウトから展開。CTBダニエル ピータースが左中間を突くがハーフウェイライン付近で捕まり、ターンオーバー。近鉄は勢いに乗ってリコー陣内に攻め込む。左右にボールを回し、フェイズを重ね22mラインを超えたが、ノックオンでリコーにボールが渡った。

 リコーはスクラムから出したボールをSO徳永亮がキックして前進。相手のラインアウトのミスを突いてさらに前進。10mライン付近までボールを戻す。左中間のスクラムからボールを回し、右中間からルーキーのFB高平拓弥が思い切りのいいアタックを見せ、絡んできたディフェンスからノットロールアウェイを奪う。ペナルティキックで近鉄陣内に侵入したが、ミスとペナルティでボールを奪われた。開始からの15分は互いに攻撃の局面をつくり試合は進んだ。

 次のチャンスはリコーに訪れる。自陣浅めのスクラムで近鉄のコラプシングを誘うとキックで近鉄陣内へ。ラインアウトを確実にキープするとグラウンドをワイドに使いアタックを仕掛ける。両サイドをキレよくえぐりポイントをつくり前進していく。22mラインを超えてゴールラインに迫ったが、惜しくもノックオン。

 近鉄はスクラムからボールを出しキックでエリアを取り戻したが、リコーはラインアウトからボールを回し再び攻める。22mライン付近右中間で、SO徳永がギャップを突く動きを見せると近鉄に反則。リコーはペナルティキックを左サイドに蹴り、ゴール前ラインアウトから近場を突く。ラックをつくりフォワードが力強くぶつかっていくが、近鉄もよくこらえゴール前でのしのぎあいが続いた。リコーはほぼ正面ゴール前のスクラムを得てフォワード勝負を仕掛ける。しかしここでペナルティを犯して近鉄ボールに。風上の近鉄は距離の出るキックを蹴り、ハーフウェイライン付近まで押し戻した。

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 25分頃より、近鉄がリコーのペナルティと風上のアドバンテージを生かしゲインを繰り返しリコー陣内深くに攻め込む。リコーも「アクション!」の声をかけあいながら素早くラインをつくり続け、崩されることなくディフェンスに取り組んだ。一度ノックオンを誘いボールを奪ったが、スクラムでターンオーバーされ、さらに反則。31分、近鉄は右中間22mライン内側からスクラムを押すと、一瞬の隙を突き、左サイドに大きく展開。密集にやや寄り気味だったリコーディフェンスのギャップを破り、13番が左中間にトライ。コンバージョンも決まり近鉄が0対7と先制した。

 その後、リコーは33分にキックオフボールを得た選手に激しいタックルを決めてノックオン。スクラムで反則を奪いゴール前ラインアウトを獲得する。しかしミスが出てボールを奪われチャンスを逃す。さらに35分にもゴール前ラインアウトを得て左サイドから展開し右サイドを突いた。しかし出足のよい近鉄のディフェンスに阻まれトライを奪えず。結局0対7のまま前半を終えた。


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