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レポート

2012-2013 トップリーグ 第2節 対 神戸製鋼コベルコスティーラーズ

昨シーズン拮抗した好敵手との北陸での激戦

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 トップリーグ第2節、リコーブラックラムズは空路石川県金沢市へ。石川県西部緑地公園陸上競技場で、神戸製鋼コベルコスティーラーズと対戦した。昨シーズンの最終成績では、勝ち点で並びながら得失点差でわずか8及ばず後塵を拝した。

 今シーズンの序盤は、昨シーズン上位だったチームとの対戦が続く。調整課題を残す時期であり、また湿度が高くボールが滑る9月のコンディションの中で、確実な試合運びをしてくる相手に、受けに回らずチャレンジする姿勢を貫けるか。勢いをつける序盤とするためには、冷静かつ、ハートで相手を上回っていくプレーが必要だった。


 試合の入りは神戸製鋼FWが激しさを見せる。神戸製鋼ボールのキックオフ、落下地点でキャッチの姿勢に入るFLカウヘンガ 桜エモシに、猛然と襲いかかりプレッシャーをかけていく。リコーはキックに逃れ、神戸製鋼がラインアウトをキープ。今度はモールを押すとリコーがこれを引き落とし反則、さらにオフサイドを重ねる。2分、神戸製鋼は正面やや左25m付近からPGを狙ったが、これは左にはずす。

 5分、蹴り合いとなり自陣左中間22mライン付近でリコーが神戸製鋼のキックキャッチミス。神戸製鋼はスクラムサイドをFWがアタック。パスを使わず突進するダイレクトなプレーでフェイズを重ねていく。2分を超える長いアタックとなったが、最後はリコーがノットリリースザボールを奪い守りきる。

 SO河野好光がペナルティキックを大きく蹴り出し、敵陣10mライン付近までボールを戻す。このラインアウトで神戸製鋼にボールが渡り、相手7番がディフェンスラインが整う前のギャップを抜ける。そのまま走りきって左隅にトライ。ゴールも成功し0対7。神戸製鋼が先制する。

 リコーは直後、キックを相手が落球し敵陣でスクラムを得る。さらに神戸製鋼がコラプシングの反則。FLカウヘンガがクイックタップして突進し、ラックから展開。BKが仕掛けるがボールをこぼしフェイズを重ねることなくターンオーバー。神戸製鋼はタッチに逃れる。神戸製鋼陣内10mライン付近まで戻されるが、ラインアウトで神戸製鋼に不当な妨害がありペナルティキックを得る。16分、距離はあったがSO河野がゴールを決めて3対7と点差を縮めた。

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 互いにフィジカルに長けた選手のボールキープとキックで突破口を探っていく。24分、神戸製鋼がリコー陣内でのブレイクダウンでBKに激しく絡んで、30分にはリコーがラインアウトから展開しゴール前でアグレッシブなアタックを見せて、互いにペナルティキックを得てゴールを狙ったが、両チームともはずしスコアは動かず。

 34分、リコーの自陣でのオフサイドから神戸製鋼がペナルティゴールを決め3対10。その後、互いに隙を突き22mラインを超えるチャンスをつくったが得点は生まれず前半を終えた。


 リコーはSH池田 渉から神尾卓志に交代し後半へ。入りはリコーがペースをつかむ。リコーのキックオフボールを神戸製鋼がタッチに出すと、リコーが左サイドのラインアウトからアタック。展開し右サイドに運んだところでノックオンが出たが、スクラムからのパントをキャッチしSO河野がアタック。再び攻め込むとグラウンドをワイドに使い崩しにかかる。ボールを左右に大きく回し、フェイズを重ねたのち右サイド22mラインを越えたあたりでラックがアンプレアブルとなり、リコーのスクラムになる。

 3分、このスクラムをよく押すと、NO.8マイケル ブロードハーストがスクラムのオープンサイドを鋭く縦へ。さらにFLカウヘンガにつなぎ突進。そのまま相手ディフェンスをひきずりながら力強く前進。右中間にトライ、ゴールもSO河野が決め10対10の同点に。


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