BlackRams NEWS

レポート

2012-2013 トップリーグ 第1節 対 パナソニックワイルドナイツ

優勝目指すシーズンの船出は、昨季準優勝チームへの挑戦

photo

 ジャパントップリーグ2012-2013が開幕した。リコーブラックラムズの開幕節の相手はパナソニックワイルドナイツ。昨シーズンの対戦では、リコーは組織的なディフェンスを見せたが、要所でパナソニックが試合巧者ぶりを発揮し10対32で敗れている。ここ数年はシーズン終盤に当たることが多かったが、今シーズンは互いに固さが出る初戦での対戦となった。硬さと折り合いをつけ、自分たちのペースで試合を進めたほうが勝利に近づく。試合のポイントの一つはそこにあった。

 先制したのはリコー。パナソニックの短めに蹴ったキックオフボールのこぼれ球を確保し、フェイズを重ね敵陣10mライン付近までボールを運ぶと、右中間からSO河野好光のグラバーキック。ルーキーのWTB渡邊昌紀が反応し、ボールを処理した選手と右サイド深めの位置で激しくファイトする。ここは倒れ込みの反則とられたが、タッチキックを経て10mライン付近でマイボールラインアウトを得ると、リコーが再びアタックし、パナソニックにオフサイド。3分、ゴール正面やや右約22mのペナルティゴールを確実に決め3対0とした。

 ゴール後はしばらく膠着状態が続く。リコーはキックと連動しプレッシャーをしっかりかけ、パナソニック陣内に攻め込む。相手10番のキックが前方にスペースの空いたFB小吹祐介のところに飛び、キャッチすればカウンターアタックのチャンスだったが惜しくもこぼれタッチを割りパナソニックのラインアウトに。

 パナソニックは自陣10mライン付近からアタックを継続しリコー陣内に侵入。7分、リコーはゴール前の突破を阻止するも惜しくもノックオン。パナソニックはリコー陣内22mライン付近の中央スクラムから展開、鋭くパスをつなぎリコーのタックルをかわすと11番が左隅にトライ。ゴールも成功し3対7。14分にも孤立したリコーのボールランナーに絡み反則を誘い、ペナルティゴールに成功。3対10とした。その後、リコーはスクラムでの相手の反則などを生かし、パナソニック陣内に侵入。ボールを回すとFLカウヘンガ桜エモシ、CTB山藤史也らが果敢にクラッシュしていく。しかし、激しいディフェンスにあいトライはならず。

photo

 20分、リコー陣内パナソニックのラインアウトのこぼれ球を、FL覺来弦が拾いアタック。SH池田渉のハイパントを、飛び出したWTB渡邊昌紀がキャッチ。ラックからつなぎCTB小松大祐がゲインを狙うと相手ディフェンスが倒れ込んで止め、ゴール正面約30mのペナルティキックを得る。ゴールを狙ったが惜しくも左に外れる。

 その後もセットプレーが安定しないパナソニックの隙を突き、リコーはチャンスをつくった。しかしゲインラインを突破する場面はつくれずにいると、パナソニックが反撃。自陣に侵入されたリコーは35分にアタックを止めにいきノットロールアウェイ。さらに37分には自陣深くに蹴り込まれたボールをSO河野が自ら前方に運ぼうとしたところ素早く寄せてきたパナソニックの選手に絡まれノットリリースザボール。自陣の2回の反則からゴールを決められ、3対16とされた。
 リコーはホーン後の41分、相手正面ゴール前に攻め込み反則を誘いゴールに成功。6対16で前半終了。最後の攻防で相手8番が不当なプレーを犯し一時退出処分が科された。


ピックアップ