BlackRams

インタビュー

レオンHCインタビュー

 今季、リコーブラックラムズ(リコーラグビー部)の新たなヘッドコーチに、レオン・ホールデン(レオン)氏が就任しました。5月末に来日しチームに合流。以来他の4人のコーチと同じテーブルでコミュニケーションを交わしながら、チームビルディングに取り組んでいます。レオンヘッドコーチに、現在のチームに感じていることを聞きました。


みんなが、心から成功を望んでいる

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―― 来日前から、山品博嗣監督とはメールなどで情報交換をしてきたと聞いています。実際に自らの眼で見たリコーラグビー部に何を感じましたか。

 第一印象はとてもよかったです。1番から15番までポジションに大きな弱点がなく選手層も厚い。
 昨シーズンのリコーについては山品監督からよく聞いていました。彼とは性格的に似ているような気がしています。いい関係を築けていますよ。
 実際に自分の眼で確認し、ラグビーに関する理解度、フィールドでのディシプリン(規律)、コンディショニングなどを課題に2ヵ月が過ぎました。貴重でポジティブな時間でしたね。次の段階に進むにあたり、やるべきことがはっきりとフォーカスできてきたと思います。

―― 春のオープン戦の結果について。

 どの試合も多くの選手が出場しました。すべてトップチームで闘ったわけではありませんし、出ていない外国人選手もいます。勝敗でこれからを評価するのは難しいですね。今は、結果よりもパフォーマンスを重視すべき時期と考えるべきでしょう。チームはトップリーグが開幕する10月29日から逆算し、段階を意識しながらじっくり時間をかけて課題に取り組んでいます。
 ゲームではチーム全体から「今年はリコーをトップ4」に入れるという強い願望を感じることができました。選手もコーチも、そうした願望を持ち心から成功を望んでいます。

―― 昨季の成績に満足している様子はない。

 ノー。してはいけないし、まったくしていません。

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―― 逆に、これから伸ばすべきところはみつかりましたか。

 全員がよりパワフルになる必要はあるでしょう。全員というのが大切です。例え5%でも、全員が伸びればチームにとっては大きな成長となります。限られたメンバーが突出して伸びたとしても、それをチームとしての成長とし、安心してしまうのは危険です。
 トップリーグレベルに達している選手は、20人ではなく35人は必要。そんなチームを目指していくというイメージを描いています。
 今年のトップリーグは15週間で13試合というタイトなスケジュールです。コンディションが低下したり、ケガをする選手が出たとき、即座にそれをリカバリーできるかが、例年にも増して重要となるシーズンです。チーム力、選手層の厚さは非常に大事。15人だけがトップリーグスタンダードというようなチームは、最初の数試合はともかく、そのうち苦しくなるはずです。


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