BlackRams NEWS

レポート

2010-2011 トップリーグ 第6節 対 東芝ブレイブルーパス戦

王者に迫れるか? チームの成長が問われる一戦

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 前半戦も残り2試合。トップリーグ第6節、リコーブラックラムズ(リコーラグビー部)は昨年の王者、東芝ブレイブルーパス(東芝)に挑んだ。昨シーズンのゲームでは、敗れはしたが(21対36)後半に追い上げを見せた。自分たちの力を出し切れば、強豪とも十分わたりあえる――敗戦の悔しさを味わうとともに、自分たちのラグビーを信じる気持ちを強くした。

 あれから1年を経て、リコーラグビー部はさらなる進化を果たしているのか? 王者・東芝戦は言わば今シーズンの"中間試験"と言えた。


 13時、秋晴れのニッパツ三ツ沢球技場に試合開始の笛が鳴る。CTB金澤良のキックが、左サイドに蹴り込まれる。ボールはリコーへ。中央で最初のアタックを仕掛ける。ここはノックオンで東芝スクラムに。

 キックなどで前進した東芝はリコー陣内へ。リコーのラインアウトから出したボールに出足鋭く東芝の選手が迫り、左サイドでボールを奪われる。しかし東芝もノックオン。リコーはスクラムから出たボールをキックしエリアを奪い合う。これを制し、東芝陣内でのマイボールラインアウトを得る。

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 リコーはマイボールをキープして展開。アタックを繰り返す。東芝はラックに人数をかけず、ディフェンスラインを整えて待ち構える。密集からボールを出してはアタックするリコーと的確に捉える東芝。22mライン付近で攻防戦が続いたが、リコーは焦らず粘り強く当たっていく。すると、東芝はボールを奪うも直後にノックオン。ゴール正面でリコーのスクラムに。ここからSOスティーブン・ラーカム、WTB星野将利、CTB金澤とつないでラインブレイクを狙う。このアタックで東芝がオブストラクション。9分、FB河野好光が左中間よりペナルティゴールを決め、3対0とリコーが先制する。

 試合再開のキックを上手く処理したリコーは、SOラーカムが自陣22m付近から右サイドのスペースへロングキックを放ち、敵陣深くで弾みタッチを割る。得点直後のビッグゲインで攻撃のムードが高まる。

 22mエリアのラインアウトのこぼれ球にHO滝澤佳之がいち早く反応。拾わずダイレクトでゴール方向へ蹴り込む。このボールに東芝ディフェンスが追いついたところに、チェイスしていた滝澤がタックル。ボールはこぼれタッチを割り、今度はマイボールラインアウトに。これをキープしたリコーはゴール正面でラックをつくり、NO.8ハレ・ティーポレが縦に抜けかけたが惜しくもオフサイド。リコーがチャンスを逃す。


東芝にペース奪われ、3トライ許す

 東芝はペナルティキックを大きく蹴り出し前進。13分、ハーフウェイライン左サイドのラインアウトからアタックし、ディフェンスライン中央付近をブレイク。11番が左サイドから一気にインゴールへ達し、回りこんで中央にトライ。コンバージョンも決まり、3対7とする。リコーは攻守切り替えの隙を突かれるかたちになった。

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 互いに得点を取り合うと、蹴り合う時間帯に。リコーは精度の高いキックを放ち前進するも、その後ミスや反則が出て決定機をつくれない。ただし、ラインアウトには安定感が見られ、相手に得点を許すこともなかった。膠着状態が続く。

 試合が動いたのは27分。ハーフウェイライン手前のラインアウトから、リコーはタッチライン際へパント攻撃をかけるが、ダイレクトタッチに。ボールは戻され、今度は東芝がラインアウトから攻撃。これを止めに行ったSOラーカムにハイタックルの判定。

 東芝はペナルティキックを左サイドへ蹴り出し、ゴール前のラインアウトとなる。リコーにオフサイドがありやり直しとなった二度目のラインアウトを東芝はキープ。左中間をモールで押し、ラックに移行する。そして選んだのは展開。11番、15番とつないで右隅へトライ。コンバージョンも決まり3対14。リードが拡がった。

 この後もリコーは、反則でリズムを崩し、東芝ペースで試合が進む。33分にはゴール前でオフサイドを犯し、そのリスタートから6番にトライを奪われた。コンバージョンも決まって3対21。リコーラグビー部は、20分過ぎから失ったペースを取り戻せないまま前半を終えた。


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ハーフタイムには、リコーブラックラムズのホームグラウンドがある東京都世田谷区内で活動するキッズチア『ピンキーズ』が、 リコーブラックラムズ 対 東芝ブレイブルーパス戦の応援に駆けつけ両チームを応援してくれました。



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