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レポート

2010-2011 トップリーグ 第5節 対 NECグリーンロケッツ戦

「高いモチベーション」に気を引き締めるリコー

 トップリーグ第5節は雨中の闘いとなった。熊谷ラグビー場でのNECグリーンロケッツ(NEC)とのゲームを前に、リコーブラックラムズ(リコーラグビー部)は「NECのモチベーションは今まで以上に高いはず」と気を引き締め、布陣でも、スティーブン・ラーカムがSO、FBに河野好光を置くなどして重要な一戦を迎えた。


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 14時を少し過ぎた頃、試合開始の笛が鳴る。NECのキックがリコー左サイドへ蹴り込まれる。こぼれ球を拾ったNECが22mエリアに侵入。ボールはタッチを割り、リコーボールのラインアウトとなる。このラインアウトでリコーがノックオン。NECは左中間22m付近のスクラムを押し込むがこちらもノックオン。雨中でのハンドリングの難しさがうかがわれた。

 リコーはスクラムのボールを出し、インゴールエリアからFB河野のキックでタッチに逃れ、22mラインまでエリアを押し戻す。NECがラインアウトからのモールを押し込むとリコーに反則。NECはタッチに出し、ゴール目前でのラインアウトを得る。

 5分、NECはラインアウトボールをキープし、モールで前進。ゴールに迫ると、モールの左サイドを7番が判断良く抜け出しトライ。コンバージョンは左にそれたが、0対5とNECが先制する。

 CTB金澤良のキックで試合再開。左サイドでNECが弾いたボールをリコーが拾い攻撃。ほぼ正面でボールを得たSOラーカムが、10mラインを少し越えた付近からドロップゴールを狙う。これは惜しくも届かず。NECの選手が拾ってタッチダウン(防御側の選手が味方のインゴール内で、ボールをピッチに接地すること)した。

 試合再開のキックをキャッチしたリコーは、右サイドでラックをつくる。ここから展開し、SOラーカムからのボールを受けたCTB金澤がキックして、左サイドを攻め上がる。NECはボールをキャッチして蹴り出すがミスキック。ダイレクトタッチに。

 左サイド22mのラインアウトを得たリコーは、力強くアタック。WTB小松大祐の果敢な前進などでゴールに迫るが痛恨のパスミス。ボールを奪ったNECは、左サイドをカウンターアタック。15番が自陣22m付近から一気に駆け抜け、ゴールに到達。9分、左隅にトライ。コンバージョンは外れたが0対10とNECがリードを広げた。

 NECペースは続く。ペナルティキック2本でリコー陣内に迫り、左サイドゴール間近のラインアウトから再びモールで押し込む。13分、ブラインドサイドを突いた7番がまたもトライ。コンバージョンも決まり0対17。


河野がPG成功。しかし前半最終盤に痛い失点

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 リコーも相手の反則を突く。グラウンド中央からのアタックでNECがノットロールアウェイ。タッチキックからのラインアウトをキープし、SOラーカムが縦への突破を図ると、今度はオブストラクション。18分、ほぼ正面の位置からFB河野がペナルティゴールを決めて3対17とする。

 徐々にペースを取り戻すリコー。20分、ラックでの倒れ込みで得たペナルティキックで前進すると、22m付近左のラインアウトからオープン攻撃。このチャンスはノックオンで逃す。

 NECにエリアを挽回されるが、右サイドハーフウェイライン付近からのラインアウトをキープして、WTB小松がパワフルな突破。止めにかかったNECが倒れ込みの反則を犯し、リコーは左サイドにタッチキックを蹴り、再び22mエリアに侵入する。ラインアウトからもう一度オープン攻撃。しかし、ラインブレイクはならず。

 34分には、左サイド22mライン手前のラインアウトからアタック。左中間にラックをつくり、密集をジャンプで越えたNO.8ロッキー・ハビリが前進を図るが、ディフェンスに阻まれ、トライならず。

 攻勢を仕掛けたリコーだったが、得点することはできなかった。逆に37分、久々にリコー陣内に侵入したNECが、ゴール前のラインアウトからモールでプッシュ。7番が3本目のトライを決めた。コンバージョンは外れたが3対22。19点差でハーフタイムに。



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