BlackRams NEWS

レポート

2010-2011 トップリーグ 第4節 対 コカ・コーラウエストレッドスパークス戦

photo

試合当日エスコートキッズとして、リコーブラックラムズの選手と一緒に入場した神奈川県・田園ラグビースクールの子供たち


互いの武器は「スピード」と「バックスの展開力」

 トップリーグ(TL)第4節は、コカ・コーラウエストレッドスパークス(コカコーラ)戦。選手の体格、スピードやバックスの展開力で勝負するラグビーのスタイルはリコーブラックラムズ(リコーラグビー部)と近い。だが、リコーはTLではこれまでコカコーラには未勝利。昨季も内容では五分の闘いを演じながら、勝負どころでペナルティが響き僅差で敗れた。

「とにかく勝つ」(HO滝澤佳之)。この試合へのリコーラグビー部のフォーカスポイントは明確だった。


photo

 12時、秋晴れの秩父宮ラグビー場にキックオフの笛が響く。コカコーラがリコー陣内右サイドへ蹴り込んだボールをLOマイケル・ブロードハーストがキャッチ。SO河野好光がコカコーラ陣内に蹴り返す。

 コカコーラは、グラウンドをワイドに使いながらアタックを仕掛け、ゲインしていく。リコーはタックルするも倒しきれず、コカコーラは攻撃を継続。ボールがグラウンドを横に往復する。2分、相手の連続攻撃に反応が遅れ、生まれたギャップを逃さずコカコーラ10番が縦に抜け、ゴール右にトライ。今季初めて先制を許し、コンバージョンも決まって0対7。リコーは立ち上がりを突かれた。

 CTB金澤良のキックで試合再開。出足鋭く落下地点に達したWTB小松大祐がボールをキャッチ。素早くサポートが入り、今度はリコーが攻撃を仕掛ける。ここでコカコーラがオフサイド。リコーはゴールライン間近の左サイドへタッチに出し、ラインアウトから展開する。コカコーラはゴール正面付近で再びオフサイド。6分、リコーはペナルティゴールを選択するとSO河野が確実に決める。3点を返して3対7。


WTB小松、PR長江のトライで2度の逆転

photo

 次の得点もリコーに入る。ハーフウェイライン付近左サイドのラインアウトをキープし、SH池田渉がハイパントを上げる。これに反応しブラインドサイドを駆け上がったWTB小松がキャッチ。ボールをつないで前進すると、ゴール左の密集でコカコーラがノットロールアウェイ。10分、スクラムから左に出すと待ち受けたWTB小松が左隅にトライ。コンバージョンは外れたが、5点を加えたリコーが8対7と逆転。コカコーラは攻防中に反則を繰り返した14番が一時的退出処分に。

 10分を過ぎると両チームキックが増え出す。ここでいい判断を見せたのがWTB星野将利。味方がキックを放てば鋭く相手選手にプレッシャーをかけ、相手のキックが自陣に飛べばスペースを駆け上がりビッグゲイン。数的有利を活かし、繰り返しチャンスをつくった。しかし、コカコーラも集中して守り得点は奪えない。

 逆に自陣10mライン付近のノックオンで相手スクラムを与えたリコーは、一時的退出から戻った相手14番にスクラムサイドの突破を許す。ゴール前までゲインされるが、NO.8ハレ・ティーポレがタッチライン外になんとか押し出す。しかし、ゴール前のマイボールラインアウトを奪われ、コカコーラがまたもゴールに迫ると、リコーはゴールほぼ正面の位置でオフサイド。21分、コカコーラがペナルティゴールを決めて8対10と逆転する。

 27分、自陣のラインアウトでコカコーラがオフサイド。リコーはペナルティキックをタッチに出し、ゴール前左サイドでマイボールラインアウトのチャンスを得る。これをキープして展開、右サイドで縦への突進を繰り返す。ディフェンスラインは崩せなかったが、ボールを左サイドへ戻すとタッチライン際で待っていたのはPR長江有祐。タックルを受けながら左隅に執念のトライ。コンバージョンも成功。30分、リコーは15対10と再びリードを奪い返した。

 連続ポイントで突き放したいリコー。だが、前半終了間際、自陣でのラインアウトをキープし、パントを上げて攻め上がる際の飛び出しでオフサイド。コカコーラはペナルティキックをタッチに出し、ゴール前左サイドのラインアウトを得る。モールで押すと、リコーが倒れ込みの反則。再びタッチに出し、コカコーラはもう一度モールでトライを奪いにくる。そのままインゴールエリアに達し38分、8番が左隅に押さえトライ。コンバージョンは外れ15対15。同点で前半終了。


photo photo

試合当日、ボールボーイとして試合のサポートをしていただきました東京都・世田谷ラグビースクールの子供たち



ピックアップ