BlackRams

インタビュー

SH湯淺直孝選手、WTB小吹祐介選手、PR高橋英明選手インタビュー

 クラブキャプテンSH湯淺直孝、クラブバイスキャプテンWTB小吹祐介、同PR高橋英明--リーダーシップを発揮し、今シーズンのリコーブラックラムズ(リコーラグビー部)をまとめる3人のリーダー。今年も大きな挑戦となるトップリーグ(TL)開幕を控えるチームをグラウンド内外で鼓舞する彼らの眼に、リコーラグビー部はどのように映っているのかを聞きました。


"チームファースト"の浸透

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―― 春シーズンのオープン戦の結果としては6戦全勝。TLのライバルたちからも勝利を挙げ、チームは好調でした。キャプテン、バイスの皆さんから見て、その理由はどこにあると思いますか。

湯淺: チームスローガン「TAFU」のT、"チームファースト"の意識が、選手の全員の中で高まってきたからだと思います。チームを一番に考える姿勢は以前から求められてきたことです。今シーズンはいっそう、強く意識されていると感じています。

―― チームの一人ひとりが、チームを想って行動する。それが勝利につながっているんですね。昨シーズン、TLで闘って得た手応えは、チームファーストの意識の高まりとは関係あるのでしょうか。

高橋: あるでしょうね。

小吹: 目指す目標が具体的になり、勝利のためには「チームを優先させること」が大切なのだという理解も深まりました。

湯淺: 「勝ちたい」という気持ちは誰もが持っています。でも、それを個々が勝手に抱いているだけではなく、「チームのために」という意識のもとに結集させるのが大事だということが、チーム内で定着しはじめていると思います。

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―― リコーのチームファーストとはどんなものなのでしょうか。

小吹: ただ、「チームのためにがんばろう」って単純なものではないですよ。それができない選手はこのレベルにはいません。

高橋: チームファーストは、深いものです。団体競技をやったことがないと、イメージしにくいかもしれません。

湯淺: チームとして日々動いていく中の様々な場面で、コーチから「これはチームファーストである」「そうではない」と具体的な指摘が入る。それを継続してきたことで、チームが身につけたものなんです。何気なくやっていた行動とチームファーストの考え方がつながっているんだと、最初はなかなか理解できなかった。

高橋: でも、チームに浸透するにつれて、個々がチームファーストとは何かを判断し、行動できるようになってきましたよね。オフフィールドのコーチのいない場面でも意識を保つためには、選手が自ら気づいて指摘しあうことが重要。今のリコーラグビー部には、そんな空気が流れています。

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湯淺: チームでは「ドライバーになろう」と表現しているのですが、選手は自発的にチームのために行動するようになってきています。新メンバーに向けた、リコーのチームファーストの意識についての説明は、キャプテンとしての大事な仕事だと考え、ちょっとうるさく言いました。

小吹: 「ドライバー」の意識は年々深まっていますね。それがチームの一体感につながり、春シーズンの結果とも結びついたのではないでしょうか。




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