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レポート

2009-2010 トップリーグ 対 神戸製鋼コベルコスティーラーズ

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 後半が始まると、前半最終盤のプレーで傷んだCTB山藤史也に替わり星野将利を投入。WTBだった小松大祐が山藤の位置に移り、星野はWTBに入った。

 わずか4点差。試合の流れを決めるであろうと思われた後半最初の得点は、神戸製鋼に入る。7分、自陣10mライン付近ほぼ中央でリコーラグビー部がオフサイド。神戸製鋼は間を置かずゴールを指すと、キックを成功させる。6対13と点差が広がった。

 勢いに乗る神戸製鋼は追加点を狙い攻撃をしかけてきたが、TL開幕以来安定感をキープするディフェンス力を見せ、リコーラグビー部はよく守った。的確なノミネートや低く効果的なタックル。そしてSO河野、WTB小吹らのキックの精度はプレッシャーを受けても高く保たれ、ピンチを何度も救っていた。

 しかし、神戸製鋼の粘り強い攻撃も続く。展開とアタックを繰り返しては、ブレイクダウンに勝ち続け、じりじりと前進。集散をタフに規律正しく繰り返すディフェンスラインも容易にゲインを許さないが、ボールを奪うことはできない。

 この我慢比べに勝ったのは神戸製鋼。22mライン付近でFBが右サイドを抜け出すと回り込んで中央付近にトライ。コンバージョンも決まり6対20に。

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 14点差とはいえ、残りはまだ20分。LOの相亮太に田沼広之、FLピーティ・フェレラにエモシ・カウヘンガ、WTB小吹に横山健一と選手交代を行ない、リコーラグビー部は状況の打開を図る。田沼の声を挙げながらのチャージ、カウヘンガのパワフルな突破。横山健は独走状態になりかけた相手をその快足で止めるビッグプレーを見せ、チームに活気を与えていく。残り時間と反比例して増すスタンドのサポーターの声援に応えようと、最後まで闘志を失わなかったリコーラグビー部は、結局ラスト20分の失点はペナルティゴールによる3点に抑えた。

 しかし、後半は得点を奪うことはなかった。40分経過のホーンが鳴った後、FB津田の突破からHO滝澤佳之につなぎゴールに迫るプレーで執念を見せたものの、結局、決定的なチャンスはこれを含めて数えるほどしかなく、アタック面では課題を残した。TL第4節、リコーラグビー部は6対23で神戸製鋼に敗れた。


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 ノートライでの敗戦という厳しい結果になったが、リコーラグビー部は随所に光るものを見せた。ラーカムに替わる出場に、「プレッシャーはありました」と話すFB津田はそれをはねのけアグレッシブな動きを見せた。クラブキャプテン・WTB小吹も「バーニー(ラーカム)がいないから自分たちのプレーができない、というのはまったくない」と話し、自分たちのラグビーへのプライドを見せる。「でも反則が多かった。そこはなんとかしないと」。

 反則については、FL後藤慶悟も話していた。
「神戸製鋼のモールに、FWとしてどう対応するかを考えていました。徐々に対応できて、モールでトライを与えなかったのは良かったと思う。でも、ペナルティがかさんでしまったのはダメでしたね。どんなにプレッシャーをかけて深く攻め込んでも、2つペナルティを続ければ、あっというまに自分たちのゴール前ですから。
 ペナルティを減らすためにどうするかは、これからみんなで話さないといけない。でも、個人の感触としては、練習時の反則に対する感覚・意識は、試合でそのまま出るものだと思っています。ここのところそこが甘かった気がする。プレーの一つひとつについて、ペナルティなのかどうか、厳しい姿勢を持って練習に臨めば、減らすことはできると思う」


 次は2週間のインターバルを挟み、10月11日(日曜日)の東芝ブレイブルーパス戦だ。毎節続くTLでのタフなゲームが、どれだけリコーラグビー部を進化させているのか――。昨シーズンのTL王者との闘いはそれを計るのにもってこいのゲームとなるだろう。




(文 ・ HP運営担当)




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