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小型パッケージに高性能レギュレータを搭載しました。
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RP100シリーズでは、薄型・小型かつ放熱TAB付きのPLP1612-4(1.6×1.2mm)を用意。他に一般的なSOT23-5(2.9×2.8mm)も用意。
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RP102シリーズでは、WL-CSP-4-(2)を採用し、0.79×0.79mmという小型化を実現。他に一般的なSOT23-5(2.9×2.8mm)も用意。
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従来のR1131シリーズの小型品(3×1.6mmのSON6)に比べ、大幅な小型化を実現した上で、高度な特性を実現。
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2.
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温度特性を向上しています。
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RP102シリーズは、Typ. 20ppm/℃(1度の温度変化における出力電圧の変化が100万分の20)を実現。R1131シリーズのTyp. 100ppm/℃に比べ、大幅に特性を向上。また、2ch品のRP150/RP151シリーズ(Typ. 30ppm/℃)と比べても特性を向上。
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一方、RP100シリーズは、Typ. 30ppm/℃を実現。
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3.
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低い入出力電圧差を実現しています。
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RP102シリーズでは、3.0V・300mA出力時で従来の約半分の0.12Vという低い入出力電圧差を実現(R1131シリーズは0.23V。2ch品のRP150/151シリーズは0.21V)。
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RP100シリーズでは、3.0V・150mA出力時で0.13Vを実現。
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これにより、電池の消耗などによる電圧変動に対して、機器の内部回路に効率よく安定した電圧を供給することが可能。電池消耗時や他のスイッチングレギュレータの後段でも安定した動作を可能とし、機器の誤動作を減らすとともに、電池をより長時間使用することが可能。
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4.
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消費電流を低減しています。
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各種特性を向上しながら、消費電流を低減。RP100シリーズでは、R1131シリーズのTyp. 60-80μAに対して、Typ. 18μAを実現(無負荷時)。2ch品のRP150/151シリーズ(Typ. 24μA)に比べてもさらに低減。
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RP102シリーズは50μA。
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5.
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出力電圧の高精度化を実現しました。
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出力電圧は、R1131シリーズのTyp.2%に比べ、Typ.1%にまで高精度化(2ch品のRP150/151シリーズと同等)。
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6.
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リップル除去率を向上しました。
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リップル除去率を上げることが困難な大電流製品ながら、RP102シリーズでは、R1131シリーズの1kHzで65dBに比べ、 1kHzで80dBという優れた値を実現(2ch品のRP150/151シリーズと同等)。
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RP100シリーズでは、1kHzで75dBを実現。
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リップルとは、電圧がサイン波のようにあるレベルを中心に上下していることを言います。リップル除去率とは、電池などからの入力電圧のリップルを、出力時にどれだけ小さくできるかを表わすもので、この値が大きいほど特性が良いことを示します。
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7.
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その他、優れた機能を搭載しています。
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スタンバイ/アクティブの切替は、Hアクティブ(ハイレベルの信号でスタンバイ解除)。
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オートディスチャージ機能のついた、Dバージョンも用意。
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RP150/151シリーズと比べて低電圧化を実現。入力側は1.7Vから、出力側は1.2Vから対応可能(RP150/151シリーズは入力側2.5Vから、出力側1.5Vから)
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