■チーム紹介 & 選手紹介
- 【川合将棋研究会】
- 「大学生の大会で結果を残す」ことを目標として発足した川合研も、今年で5年目を迎えた。次第に学生OBも増え、会として団体GC戦や社会人リーグに参加するなど、目的も多様化しつつある。今後はどのような方向に進んでいくのだろうか。非常に楽しみである。
- 1.川合 仁
- 今や説明不要の川合研「総帥」。会が関東を代表する研究会に発展したのは、彼の熱意に負うところが大きい。運営の一方で将棋での実績も数多く、早大での王座戦優勝、中部オール学生2連覇、アマ王将戦では代表決定戦進出。意外に知られていないが、名字の読み方は「かわあい」が正しい。
- 2.塩津 一男
- 「カズオ」といえば彼のこと、御徒町の主として君臨した将棋の腕は絶品であり、その四間飛車の前に苦杯を喫したアマ強豪は数多い。「穴熊には銀冠」を身上とし、「将棋パイナップル」に掲載の『銀冠ロマン』は多くの四間飛車党を勇気づけた。学生時代は関東幹事長を務め、十傑戦4位の実績がある。
- 3.岡安 玲士
- 高校時代から強豪であった彼は、大学生になってさらに活躍。王座戦全勝で全国に名を知らしめるなどの実績は、層の厚い早大将棋部でも光っている。他方、マニアックな趣味を部に持ち込み、アニメ系の研究会を開いたりもしている。レーティング最高記録保持者。今夏の川合研名人。
- 4.川上 岳男
- 将棋の奥深さに魅入られ、深い研究を続ける学究派。型への造詣の深さに実戦的な着手を織り交ぜるバランスのよい将棋。ときにマニアックな戦法に研究がかたよることが玉に傷? 感想戦は、自分のでも人のでもしばしば終わらなくなる。今年度の例会は17勝3敗と絶好調。
- 5.野中 卓
- 茨城からはるばる参加。常に安定した成績を残し、レーティングでも最上位に君臨している。後輩思いのやさしい背中は、将棋に集中するとピンと伸びてくる。本格派の居飛車党で、鋭い斬り合いに活路を見いだす将棋。メガネの奥がキラーンと光ったら注意!関東アマ名人戦3位。
- 6.榎本 直俊
- 一応、肩書きは川合研副代表。愛称「ぼっち」。相矢倉と相振りを得意とする彼は、浦和レッズのサポーターという一面も。エメルソンとトゥットの強力2トップを擁しながら下位に低迷するレッズを見て、内心穏やかではないだろう。今回は副代表権限?でメンバー入り。埼大生として雪辱に燃える!
- 7.松井 卓哉
- あの羽生少年の育った八王子で力をつけた。今年の学生名人戦ベスト8。あらゆる戦型に精通しており、プロっぽいセンスの持ち主。格闘技が好きで、高いお金を出してチケットを買い、バイクを飛ばしてアリーナへ。会では、口の悪さから問題児扱いされているが、自称「平凡な人間」!
- 8.信沢 英明
- 将棋への情熱は川合研随一。それは将棋倶楽部24への滞在時間の長さが証明している?「のぶ研」を開いて日々貪欲にパワーアップを狙う。素質は誰もがすごいと口を揃えるが、唯一の課題は勝負弱さ。ひとまず関東個人戦で上位に入りたい。関東新人戦3位、第6回川合研名人。
- 9.舟田 祐介
- そのキャラクターから「ムーミン谷の住人」呼ばわりされ、秒読みに慌てて逆転が多いことから、将棋は「いやし系」。彼に10秒で挑んでいやされようとする人は多い。しかし、大局感に優れた序盤と理論的な中盤を武器に、大学将棋で活躍。関東A級リーグでは、上位校が恐れる存在だ。
- 10.山口 和人
- 川合研初参加で例会を優勝し、皆を驚かせた。ややとびとびの参加ということもあって、謎が多い。筆者は酒席に同行したことがあるが、明るく話しながら年下の世話を焼く好青年の姿があった。将棋は実戦派で、力戦から定跡型まで幅広い。今年の学生名人戦に出場。
リコー1.5軍紹介 イベントレポート
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