第05回リコー団体対抗戦「1.5軍の逆襲」【VS 東大将棋部】
日時:2003年8月30日(土)12:30〜17:30
場所:お好み焼き「駒」
【第05回目 開催】
今回で第05回目の「1.5軍の逆襲!」。今回のお相手は名門の中の名門校、その名も東京大学将棋部。これまでのその活躍ぶりは、おそらくここをお読みの方もご存知のはず。直近ですと、今年春の関東大学リーグ戦で見事優勝されています。さらにその後の様子を伺うと、秋の同大会はおろか冬の全国王座戦も、おそらくその頂点を、今から虎視眈々と狙っていることでしょう。
我がリコー将棋部の中でも「今回は(も?)、相当分が悪いんじゃない?」と本気で心配して下さった方もおりました。いえいえ何の何の。「1.5軍!」とはいえ、ここで負けたらリコーの名が廃る?、ってんで念には念を入れ、今回はちと「策」を練ってみました。
それはチームの勝敗によって、リコー側のみ試合後の打上げ費用を変動させるというもの。いつも会場のお世話になっている、お好み焼き「駒」の店長も、これには快く了解して頂きました。これでリコー側選手はさぞかし燃えることでしょう? でも見ようによっては、ニンジンを目の前にした馬みたいですね。それでも駿馬(しゅんめ)なら、まだいいんですけど(^^;;)。
【大会当日】
当日うっかり忘れ物をしてしまったため、会場の到着が遅れてしまいました。と思ったら、他にも遅れて来た者がおりました。さらに悪いことに、こちらの選手1人が試合日を間違え、結局集まったのは定員割れの6人。東大チームの皆さん、このような失態に、深くお詫び致します。こちらから試合を申込んだのにも関わらず、どうもご迷惑をおかけしました。
さて、いつものように簡単に挨拶を済ませ、定刻13:00のちょい過ぎに試合開始となりました。なお今回の「相手チーム&メンバーの紹介」はこちら。そしてリコー側はこちら(内容は更新しておりません)。
相手がどんなに強かろうと、またこちらがどんなに弱かろうと(^^;;)、対戦する以上はもう前回のようなチーム3連敗はゴメンです。何たって、こちらも来月の9月には社団戦の3日目が、そして同月末にはビッグイベント・職団戦が控えております。その戦況を占う意味でも、今回は関東大学覇者・東大将棋部に、真っ向から勝負を挑むことにしましょう!
ということで1回戦、リコーの偶数先手で、戦いの火蓋(ひぶた)は切って落とされました。
【1回戦:2−5で負け】
◆1回戦:リコー偶数先 【リコー】 【東大】 後:大 将 桑山 尚司 ○ − ● 木原 直哉 先:副 将 太田 博朗 ● − ○ 市川 敏之 後:三 将 牧野 正紀 ● − ○ 石井 尚行 先:四 将 星出 明 ○ − ● 寺嶋 宙 後:五 将 高橋 定光 ● − ○ 重野 和彦 先:六 将 宮田 暁 ● − ○ 小林 知直 後:七 将 (不戦敗)■ − □ 牧野 哲也 2 ● − ○ 5 おまけ 店 長 ○ − ● 山中 桂一郎
のっけから幸先悪いスタートです。これまでの実績からいうと、初戦に勝ったチームが最後に勝利する、というジンクスがあります(実は、たった今気付きました(^^;;))。今回もまた、不吉な予感?
私の対局中でしたが、近くで「だるい、だる過ぎる〜」と、何かに摂り憑かれたような声が聞こえて参りました。何でも秒読みの中、その声の主の時計が切れてしまったとか。時間が切れてしまったんじゃあ、仕方ありませんよね? 例えどんなに強い人でも。自分の意志とは別に、勝手に秒を刻む時計がいけないんですから?(^^;;)
さて気を取り直して、2回戦。少なくともこれに勝たなくては、勝負として面白くありません。またこちらから試合を申込んだ以上、面目も保てません。人数的に不利であっても、全てリコー側から蒔いた種、名誉挽回(汚名返上?)を図ります。今度はリコー、偶数先手。
【2回戦:4−3で勝ち】
◆2回戦:リコー偶数先 【リコー】 【東大】 後:大 将 桑山 尚司 ○ − ● 市川 敏之 先:副 将 星出 明 ● − ○ 石井 尚行 後:三 将 太田 博朗 ○ − ● 重野 和彦 先:四 将 牧野 正紀 ● − ○ 小林 知直 後:五 将 高橋 定光 ○ − ● 牧野 哲也 先:六 将 宮田 暁 ○ − ● 山中 桂一郎 後:七 将 (不戦敗)■ − □ 寺嶋 宙 4 ○ − ● 3
ふう、辛うじての勝利でした(^^;;)。何とか形だけは作れたようです。おやっ、我がチーム、珍しく1人だけ元気がありませんね。どうやら相手が強過ぎましたか。では、3局目に期待しましょう。
なおここまでで、全勝者は3人に絞られました。リコー側・桑山と、東大側・石井さんと小林さん。そこへ我がチーム「だる過ぎる」方の登場。気合良く、ストッパーを立候補してくれました。この前向きな姿勢は、是非とも買う必要ありですね。結果は別として・・・?
さて、チームもあわよくばを狙った3局目、リコー奇数先手です。
【3回戦:2−5で負け】
◆3回戦:リコー奇数先 【リコー】 【東大】 先:大 将 桑山 尚司 ● − ○ 小林 知直 後:副 将 太田 博朗 ● − ○ 石井 尚行 先:三 将 星出 明 ○ − ● 山中 桂一郎 後:四 将 高橋 定光 ● − ○ 寺嶋 宙 先:五 将 宮田 暁 ● − ○ 木原 直哉 後:六 将 牧野 正紀 ○ − ● 牧野 哲也 先:七 将 (不戦敗)■ − □ 重野 和彦 2 ● − ○ 5
しかし、しっかり負かされてしまいました(>_<)。勝てば喜びが倍増、負ければ悔しさが半分となる?団体戦、今回も後者を味わうことになってしまいました。どうやら完全な力負けのようです。無念。
全勝者は東大チーム・既出の石井尚行さんと小林知直さんのお2人。ストッパーとなるハズだった「だる過ぎた」方も、さらに一層だるさを増したようで(^^;;)。しかし一体、いつになったらリコー側から全勝者が出るのでしょうか? これまでの全5回、いつも必ず相手チームのみでした。いつもより、自分を棚に上げて言っています(^^;;)。
なお意図的に(単なる興味本位で?)組まれた牧野対決は、「おにいさん!?」が貫禄を見せました。
【打上げ】
結果発表と簡単な挨拶を済ませ、今回も無事終えることが出来ました。後は楽しい打上げ。東大チームの皆さんも残って頂きました。ありがとうございます。
負けてはしまったものの、そんなことはお構いなしの人もいます。これは相変わらずですねぇ(^^;;)。何でも最初から、これが目当てだったとか? しっかしまあ、よく食べること、食べること。「普段、家で飯食ってねぇんじゃねぇの?」と思わせるような食べっぷりです。自分もよく食べる方なのですが、さらにそれを上をいっています。お好み焼き最低2枚は違ったので、その差はトッププロとアマ初段、手合いは2枚落ち以上の開きでしょうか?
【最後に】
東大チームの皆さん、今回は対戦頂きありがとうございました。しかし、さすがにお強いです。こちらが1人欠けていたとはいえ、タジタジでした。我々社会人とは戦う土俵が違うので、なかなかお目にかかること自体少ないとは思いますが、これからも是非頑張って下さい。そしてまた機会がありましたら、再戦をどうぞよろしくです。
※写真(オリジナル)はこちらにあります。
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